越境経験の記録を見て考えさせられたこと。
上記の本で越境学習のケースを見ていると越境経験の整理を「事前ー事後」ではなく「越境前ー越境中ー越境後」の3つに区分して行っている。
この3分法により、越境によって得た経験とそれがもたらすインパクトを上手く整理できている。これが二分法であったら、2つの間の差分から変化は分かるものの、特に重要な出来事として何があったか、何を得られたかの表現にフォーカスが当たりにくくなる。
私は定点観測を定期的に行って、自分の中で変化を捕えようとする試みをしていたが、「事前(1か月前)ー事後(今日)」という二分法で把握しようとしていた。
また、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで「学び」に関して、よく使われるのは「何を学んだか」をそのままモデルで表現してもらうようなやり方である。これだと何にどのようなインパクトを与えたかという側面についての表現がおろそかになりやすい。
手間とブロックはかかるが、この3分法による振り返りはより良いかもしれない。機会を見て試してみたい。
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