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ブロックで定点観測 15th May 2023

 レゴブロックを使って自分の状況を表現して内省する取り組みをしています。
 今回は2023年5月15日に作った自分の状況についての定点観測です。

2023年5月15日の定点観測

奥行きと高さがあるので下のリンク先の3Dモデルで見てもらった方がよいかもしれない。

モデルの説明

・手前側の中央にいる自分は回転軸の上に乗っており。気持ちが安定していない。ちょっと焦って同じところをぐるぐる回っている感じがある。
・ちょっと焦っており(赤の透明パーツ)、モヤモヤ感があたまに溢れている。インプットはあるがその多くはうまく整理できていない(灰色のパーツ)。しかし全くできていないかというとそうでもなく、整理できたアウトプット(黄緑のパーツ)は少しはある。
・自分の背後にいる(灰色の飛び出し口のようなものがついているパーツ)のは、「しなければならないのに見落としている仕事」の存在である。後ろから突然撃たれるかもというような不安が現れている。
・左手の赤の直線は、進行している各種授業。学生たちと並走していくが、落とし穴がいくつかあり、常に脱落されるかもという危険信号を感じながら進めている(突然、休んでしまう学生が多いため、安定したペースが作れず活動計画が立たない)。
・目の前の大きなテーブルには緑の山が。これは重たい仕事のメタファーだ。具体的に言えば、現在の大学のカリキュラムの見直しである。
・自分の右手にあるピンクのパーツから始まる奥に伸びているラインは、新たに始まる共同研究を表している。楽しみでもあるが、行先は滑りやすい坂になっており、結構な試行錯誤を覚悟しなければならない。緑のラインとその上の目玉は私に期待をかけてくれている人々を表している。これをみていると彼らの期待に応えたいという気持ちが湧いてくる。
・自分の正面奥には、オレンジと黄色のプレートパーツからなる段差とてっぺんに旗がある構造物がみえる。レゴ®︎シリアスプレイ®︎関係の取り組みを話す機会をもらっている。高さは課題へのプレッシャーだが、楽しんで挑戦したいという気持ちが現れている。その奥に青のパーツがあり、花から生えた目玉がこちらをみている。これは海外のファシリテーターの面々である。私が何を言い出すのか(どのような動きをするのか)と興味と警戒心を感じる。

前月(4月)との比較

左が2023年5月の定点観測モデル        右が2023年4月の定点観測モデル

・4月のときにあった2つの分かれ道が5月のときには、形の特徴差としてはっきりと出た。これは2つの取り組み内容がより明確になったということである(良い兆候)。
・自分の足取りが不安定になった。その主な原因は4月のときに左手にあった「教育カリキュラムの見直し」というタスク(黒い壁)である。また、黒い壁の下にあった細長いプレートは授業のイメージだったが、5月には赤い途切れ途切れのルートになり、存在感を大きく増している。

気づきと今後のステップ

・教育カリキュラムの見直しも、授業についても、4月の時点で問題になるかもしれないという兆候は出ていた。準備不足だったかとモデルをみながら自分に問い直してみたが、何か大きな失敗をしたわけではない。授業が落とし穴がある破線の道のメタファーで、カリキュラム見直しの問題が山のメタファーで現れるということは、むしろその性質が表現できているだけ、良いことであるとさえ感じる。
・背後から撃たれるという「大事だが忘れている仕事」について、失敗しないように今一度気をつけながらすごしたい。

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