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「ブロックで定点観測」の強い味方、現われる。

つい最近、以下のような記事を書きました。

 上記のような定点観測がしっかりとできるためには、ワークで作ったモデルを何らかの記録に残しておくのが大前提となります。

 ベストは作品の現物を壊さずにおいておくことですが、無理という方がほとんどだと思います。ですので、写真をとりその時考えていたことのメモをとっておくことが大事になります。私は写真を印刷して日記帳にはっています。

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 ただ、定点観測の比較をしっかりと行いたいときは、モデルを見る向きが結構大事になります。そうなると比較できる角度で写真をとっておき見比べたいのですが、1ヶ月後や3ヶ月後にどのように比較するかまで分かった上で写真をとることはほぼ不可能に近い。これは、いろいろな角度からたくさん写真をとっておくことで避けられるものの、立体感が失われていることにどうしても不満が残っていました。

 そこで出会ったのが以下のアプリです。ゼミの学生から教えてもらいました。

 取り込む際には限定されたiPhoneやiPadでしか使えませんが、取り込んでアップロードしたら以下のようにモデルの記録を残せます(リンク先ではモデルをぐりぐり動かせます。ぜひ押してみてください)。

 これをPCで二つのウィンドウを開ければ、いろいろな角度から並べて比較するようなことができるわけですね(スマホのアプリでは厳しそうです)。

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 データを取り込む際の機種もまだ限定されていますし、アプリにたくさんモデルを残しておこうと思えば月額利用料もかかるのですが、この技術が普及し、コストが下がってコモディティ化すれば、多くの人がより楽しくレゴ®︎シリアスプレイ®︎を楽しんだり、より意義深い定点観測ができるようになるんじゃないかなーと思っています。

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