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ブロックで定点観測 15th September 2023

 レゴブロックを使って自分の状況を表現して内省する取り組みをしています。
 今回は2023年9月15日に作った自分の状況についての定点観測です。

 できたモデルはこちら。今回はどの角度から写真をとっても比較的、重なりが多く発生するので、3Dモデルでみてもらった方がいいかもしれません。

自分を前方において見たとき
自分を奥にしてみたとき

モデルの説明

・モデルの中の自分はアイボリーの細い道を忙しなく動いている。アイボリーの細い道の下には赤いブロックがあり、期限や時間の制約などによる焦りの気持ちが少し出ている。体と足と頭が違う方向に向いており、バランス感を失っている印象がある。手に持っているのはペンとノート(このブログへの投稿も含む)である。8月半ばからつい先日まで、集中して実践を重ねてきた。ここから先も実践機会も続くが、それらの成果をまとめたり、次の展開計画を考えたりすることの比率が多くなることを感じている。
・自分の動く道の足元にあるピンクの花は「楽しさ」である。実践も、計画も楽しみながら取り組みたい。ただ、足元に置かれているので実際にそのようにはできていない。
・自分を手前に置いて左手にある緑の山は、先月の定点観測でも出てきた開発テーマである。先月から、それほど積み上げられていないが共同開発者と少しずつ情報交換をして、実験的にゼミで取り入れる準備をしている。また、そのプログラムの趣旨をとりまとめたランディング・ページなども作ろうというアイデアが出ているものの道半ばということで旗は半分である。より高く旗を掲げるようにしたい。
・自分を手前に置いて中央にあるピンクと赤のブロック、その横のオレンジのパーツは、企業・団体との共同研究2本の様子である。安定しつつ少しずつ前進している。
・自分の右手にあるのは、10月上旬に迫ったレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのグローバル・ミーティングである。今回は私は発表はしないが何とか時間を作って参加する予定である。コストもそれなりにかかるので、その分、しっかりと情報を取りに現地入りしたい。船を模した表現は、情報やアイデアを持って帰ることである。また、日頃からお世話になっている先輩ファシリテーターの発表があるので、その応援もしていきたい。
・連携相手が3つの目玉で象徴されている。こちらを向いており、コミュニケーションは取れていると感じる。
・自分の左手に続く道と梯子のついた垂直的な壁は、自分の活動を俯瞰してみる場所である。来年の予定(起こる変化)も少しずつであるが見えてきている。個別・共同研究や開発プロジェクトをどう展開して相乗効果を出していくか、簡単ではないが考え続けることを意識する気持ちが表れている。
・奥に広がる黄色いエリアは、全てが進んで行った先に「何だか良いことがありそう」という予感である。明らかに「暗い空間ではない」。

前月(8月)との比較

ここからは前月のモデルとの比較を行ってみる。

左:8月の定点観測モデル          右:9月の定点観測モデル

・8月も9月も手にペンをもっている。8月のもう片手がワイン(楽しみ)だったのがNoteに変わって楽しむ気持ちが失われている。
・8月よりも9月の方が、自分のバランスが崩れており、不安定要素が内部に生まれている。
・9月になって外部の不安定要素、ネガティブ要素は無くなった。
・LSP関係の取り組みの種類が8月の5つから9月の4つへと減っている(取り組みそのものが無くなったわけではなく意識上での優先順位が落ちた)。
・8月に引き続き、連携相手が目玉のパーツで表現され、こちらを向いている。連携が取れていることを感じさせる表現となっている。
・8月に引き続き、9月もほぼLSP関係が中心の表現になっている。9月からは授業なども始まる(LSPに関係のない授業がほとんど)が、そちらの表現がほとんどない。

昨年(2022年9月)との比較

・昨年の9月は高いところに飛びつこうとしていた。今年は高いところというよりも先に進むイメージである(無理をしていない)。
・昨年9月には「ミッション・ビジョン・バリュー」も作っていた。ミッションは「お互いが可能性と才能を伸ばしあって幸せに生きる世界の実現に寄与する」、ビジョンは「LSPが活用された知性と感性が結びついた教育環境」、バリューは「LSPのプログラムにサイエンスを重ね組み込み、先が見えず困っている人の助けとなる」とだった。今、見てもほとんどブレていないし、それに向かってプログラム開発をしているといえる。
・加えて、コメントでは「どこか一人で取り組んでいるところがあり、進むスピードが遅いのでもっと多くの人と結びついて活動の広がりをつくりたい。」と書いていた。今年は、共同開発を意識して活動を進めており、複数の取り組みを同時に進めることができている。

気づきと今後のステップ

 まずはこのモデルに出ている4つの取り組みを、しっかりと進めることである。良い変化が出るようにしていかねば。

 「自分自身の活動を俯瞰して連動を考える」はまた今月も感じたことである。なかなか出来ている実感は得られていないが問題意識は持ち続けることができている。今月は、実際に登るための足場がモデルに出てきたので、これまで以上により意識して過ごしていきたい。

 自分自身の内面が不安定になっているのはなぜだろうか。8月に目一杯、予定を詰めすぎた反動が来たのかもしれない。もしくは、大学の授業で学生との距離感をしっかりとつかめていない不安感が現れているのかなとも感じた(夏休みに学生対象のイベントの呼びかけをしたが反応が悪かった…)。学生のことを考えていないわけではないが、こうした定点観測モデルに出てきていないということをどう解釈するかが今後のポイントの一つになるのかもしれない。

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