レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用してのゼミナール2022〜2年生編その1
2年生のゼミと3年生のゼミでそれぞれレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使ってのワークを今年も始めました。どんなことをしているのか、少しずつ紹介していきたいと思います。
1年生のときには学部で共通のプログラムで進めているので、2年生のゼミでは、レゴ®︎シリアスプレイ®︎は初体験の学生ばかりです。
2年生のゼミでは、「現代社会の動向ー企業活動の変化ー人々の生き方」を考えるための本を学生それぞれが読み、お互いに意見交換をしていく中で、自分自身の生き方を見つめ、深めることを目指していきます。
ただ、いきなり本を読んで議論に入っていくのではなく、(1)誰かの意見を借りて話すのではなく自分の頭で考え、それを素直に表明するという感覚を掴んでもらうこと、(2)お互いのことを受け入れ合う素地をつくってもらうこと、さらに(3)本を超えて知識と知識をつなげていく感覚も掴んでほしいので、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使って、ゼミナールでの活動の土台を作っていきます。
上記のことを、まず学生たちに話した後に、机を動かし、基本セットのブロックとお皿を配ってワーク開始です。
流れとしては、
・ブロックの基本的な使い方(癖のあるパーツ紹介)
・組み立ての練習〜タワーを立てよう
・作品から感じたことを説明する練習
・作品の意味づけの方法と練習
・イマジネーションを膨らませる練習〜悪夢のような友人
・他の人の作品と説明を聞いて考えたことを言葉にする練習(振り返り方)
と、基本的なレゴ®︎シリアスプレイ®︎のやり方について、少しずつポイントを確認しながら進めていきます。
2年生のゼミ生は10人です。通常は進行のテンポを考えると5人グループを2つ作るぐらいがいいのですが、初回で全員がポイントを掴めているかどうかを確かめながら進めたかったので、10人1グループで行いました。
ここまでで70分ぐらい(本学は100分授業なのでもう1テーマできます)。
本日の最後には「1年間のゼミを最高なものにするには何を大切にしなければならないか?」という問いを投げて作品をつくってもらい、説明をしてもらいました。
その後、Microsoft Teamsに簡単なコメントとともにアップしてもらい、皆で片付けをして終了しました。次週もレゴ®︎シリアスプレイ®︎のワークを予定しています。
上記の写真、撮り方にも学生たちのセンスが表れていて面白いですね(撮り方の指定はしませんでした)。
留学生も2人ゼミには参加しているのですが、それがわからないところもいいなあと写真をアップして感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?