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ブロックで定点観測 18th June 2023

 レゴブロックを使って自分の状況を表現して内省する取り組みをしています。
 今回は2023年6月18日に作った自分の状況についての定点観測です。

今回も奥行きと高さがあるので下のリンク先の3Dモデルで見てもらった方がよいかもしれません。

モデルの説明

今回のモデルは、上層部分と下層部分に分かれるモデルになった。まずはモデルの上層部分の説明である。

上から撮影したところ

・画面中央左側にいるのが自分。3方向を向いてかつ忙しく回転する。手に持っているのは自分の使えるエネルギー(気力)である。
・自分の足元から左下に伸びているのは大学の授業である。前期も折り返しに入ってきているが、その中には外部とのコラボ授業(灰色の橋のカタチのブロック)があり、そちらへの学生たちの発表を私が意識しはじめた。
・緑の短いブロックは、学生たちと防災や復興を学ぶプロジェクト(授業ではない自発的なプロジェクト)で、今年度もようやく立ち上がった。これから大きく育てていかねばならない。
・左上の黒いプレートは数年後を睨んだ学部の教育プログラム改正という課題である。あまり時間は残されていないが、かなり重要なので広い視野をもって事にあたりたいが、まだまだ形が見えていない。
・右の黄色の長いプレートはレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッド関係の活動を表す。やはり分量は大きく、私にとって大事な取り組みである。
・真ん中にあるのが、学術書等からの知見(透明なブロック)をもとにNote記事(緑と黄緑の組み合わせ)を書くことである。他の取り組みも基本はNoteを起点として発想したり集約されたりするからである。
・黄色の長いプレートの右上からは関連するプログラム開発プロジェクトやファシリテーターの技量向上を狙った勉強会・錬成会の取り組みが伸びている。実際に数本走らせている。どれもしっかりと取り組んで世の中に良いインパクトを与えたいと感じている。
・黄色い長いプレートの右下部分からは研究関係の取り組みが伸びている。現在2つの研究取り組みが出ている。

ここからは下層部分の説明である。下層部分として出てきたのは、私の家庭の様子である。

横から撮影したところ

・写真左の2つの柱は自分の子供たち。それぞれ学校に通っているが順風満帆とはいえず何らかの課題を抱えている。左部分が私とパートナー。子供たちの方へとしっかりと愛情をもって向き合っている。ただパートナーも家庭とは別のところでトラブルを抱えていてそちらのフォローも必要である。

現状を揺らす出来事をプレイする

今月はこのモデルをベースに、いくつか現状を揺さぶる出来事を考えてみた。そして本当にそうなったら自分はどうするのかについて考える。そこから自分にとってより根源的な価値観や拠り所となる判断基準を見つけていく。「出来事のプレイ」と呼ばれる手法である。

仮想の出来事1:家族の誰かが、心身不調になる。

私の対応:仕事や取り組みを止めてでも、家族のフォローを第一優先にする。
その理由:モデルに明確に現れているが、家族の存在が私の日々の活動の基盤になっているからである。そこが不安定であるうちはいろいろな取り組みをしても不安定なままになるため。

仮想の出来事2:新しい研究プロジェクトの話がくる。

私の対応:引き受ける方法で検討する。
その理由:自分の可能性を広げて成長につながる可能性があるから。ただし、今回のモデルを見る限り、それぞれの取り組みがそこまで明確に連動を意識していないため、どのように連動するのかを見極めて、新しい研究プロジェクトの引き受け方を提案することが重要である。

仮想の出来事3:自分がプロデュースする錬成会・研究会で教室が使えなくなる。

私の対応:実行大前提で、すぐに有料でも別の会場を押さえるなど動く。
その理由:錬成会や研究会などの活動は自分自身の成長にとって必要不可欠であるとともに、そこで構築されるネットワークは大きな財産になるため。

3つの「仮想の出来事」からみられる自分にとっての判断基準およびコメント

・家族の安定は仕事の安定と思え
 →朝・夕において家族とのコミュニケーションをしっかりととる。その気持ちによりそうことを態度と言葉で示す。
・さまざまなテーマを連動させよ
 →自分の取り組みについて整理をする。新たな取り組みのアイデアなども整理したものに紐づけておき、いつでも動き出せるようにする。
・関係者全員が成長する世界を目指せ
 →取り組みをする中でも関係してくる人全員が何らかの学びと成長ができるようなものにしていく。

前月(5月)との比較

ここからは前月のモデルとの比較を行ってみる。

左が2023年6月、右が2023年5月のモデル

・5月のモデルでは、それぞれの取り組みは長めの直線で示されていたが、6月のモデルでは短めの直線になった。また、5月のモデルでは取り組みは、並行して配置され奥に向かって進んでいるが、6月では自分を中心にして放射線状に取り組みが広がっている。6月は自分中心といえど、どこか分散しているイメージである。
・5月モデルで目の前にあった重たい課題が、6月モデルでは取り組みのひとつになって「重さ」の表現は無くなった。
・5月モデルでは4〜5月先の高い目標になっていたものが6月モデルでは視野から消えた。
・6月モデルから家族のことが出てきた。

気づきと今後のステップ

・モデルのなかで自分の視野が、短期的・近視眼的になってきたと感じた。改めて中長期的な視野を持つように、それらを考える時間をとりたい。
・個々の取り組みの関係性・連動性・関係者の学習効果という視点を忘れずにいきたい。それらをまとめたファイルを作成していく。
・今回の定点観測と出来事のプレイから出た判断基準は、画像化してデスクトップに貼っておくことにする。
・自分にとっての家族の大切さを再確認した。家にいる間は心を平穏に。よく話そう。

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