![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121382996/rectangle_large_type_2_0e9573abfa8333862eac2d9d3c91ceae.jpeg?width=800)
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使うと話し合いは意見の対立には進まない
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのワークショップでは、意見の相違は強く感じられるが、それらはポジティブに受け止められる。ネガティブに受け入れられて意見の対立へとは進まない。
なぜだろうか。
それは、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使って作り出された場では、相手の意見がその背景とともにストーリーとして語られるからである。
さらにそのストーリーには、目の前の生きた人間の感情や価値観が盛り込まれている。
人間が生物として共感という特性を持つ限り、相手に自分を重ね合わせて意見を聞くことになり、ますます相手を強く否定することは難しくなる。
意見の背景までわかれば、表面的に出ている意見を動かそうとする以外の選択肢の検討の余地が広がる。その意見を形成している背景の要因のどれかに働きかけることも考えられるからである。
また、お互いの背景要因のところで同じような利害を抱えていることが見えてくるかもしれない。
言葉だけの会話でも、そのような思考に長けている人なら上記のような思考を展開できるかもしれないが、言葉は音なのでその場で消えてしまう。
その点、ブロックで目の前に背景の情報が可視化されている状態を作り出せるので、それを起点により協働的な話し合いが展開できるのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?