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『拡張による学習』をLSPの文脈で読む

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ユーリア・エンゲストロームの活動理論に基づく『拡張する学習 完訳増補版』について簡単に内容を紹介しながら、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドとの関連を考えていきます。
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『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(10)第6章 …

 この第6章で最後の章になる。この第6章は日本語でほぼ1ページ(正確には2ページだが2ペ…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(9)第5章 …

 第5章では、第4章まで考察してきた人間の活動構造を拡張する学習をどのように研究すればよ…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(8)第4章 …

 第4章では、「拡張による学習」の中でも「道具」にフォーカスを当てて考察が進む。  下の…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(7)第3章 …

 第3章の前半では、グレゴリー・ベイトソンの「学習レベル」の議論を一つのヒントとして、エ…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(6)第3章 …

 本書の第3章は第2章までいかないが、80ページ近くある。そこで第3章も前半と後半に分けて…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(5)第2章 …

 本書の第2章は100ページ以上あるため、前半と後半に分けてNoteに書いている。前半では、人…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(4)第2章 人間の学習の歴史的形態としての学習活動とその出現(前半) p.67~

 本書の第2章は100ページ以上あるため、前半と後半に分けてみていきたい。  章のタイトルは「人間の学習の歴史的形態としての学習活動とその出現」となっている。学習ではなく「学習活動」としているのが一つ目のポイントで、前半では人間の「活動」というものの大きな枠組みが示される。  もう一つのポイントは、人間の学習活動は時間と共に進展するという意味で歴史的であり、一般的な構造に基づきながらも領域ごとに異なる進化を遂げるという意味で文化的であるという点である。これは本章の後半で主に

人間による活動は、世界を知り変えていくための道具を作り出し、それを他の人と共有し、さらに分業で効率を高めるような性質を本来的に含んでいる。レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでも、世界を説明するモデルをそれぞれが作り、それをお互いに共有する。その活動の中で人間の認識が拡張されていく。

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(3)第1章 …

 いよいよ本書の内容に入っていく。この第1章では、本書が扱う問題と、それを明らかにするた…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(2)拡張によ…

 本書におけるこのパートは、「章」として扱われていない。本書全体を概観する長めの序文とな…

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(1)日本語版…

 この一連のNoteで扱おうとするのは、以下の書籍である。  本書の中で扱われているのは「拡…