RN比とは?最新科学で分かったRN比の真実

 まず、RN比とはなんなのかを解説させていただこう、RN比のRはRegularでNはNew、規則的でいつもと同じ環境や状況と体験したことがなかったり普段と違う環境や状況の必要割合の話である。
 結論から言うと分かっていないというのが現状だ。しかし、六割以上がRegularでないと精神が疲れてしまうというのは共通認識として存在する。新しいものばかりに触れると新しいものを処理するのに時間がかかり、結果的に疲れてしまうのである。
 似たようなものに仕掛学の基礎的要素である新規性・親近性がある。
 新規性はRN比のNの方で新しい体験したことがない刺激のこと、親近性はその逆でRN比のRの方を指す言葉で既に知っていて日常触れる機会が多いようなもののことだ。
 仕掛学では親近性のあるもの(例えばゴミ箱なんか)に新規性のあるもの(普通ゴミ箱に付いていないバスケットのゴールなど)を組み合わせることで自分たちの目的に沿った行動(ゴミ箱にゴミを入れてもらうなど)をしてもらおうとするのである。これは新しいものと慣れ親しんだものの両方を求める人間心理に合った理にかなったやりかたであると言える。しかし、不完全なところも多いというからこのRN比というものが仕掛学、しいてはほかの学問を一歩上の段階へ押し上げるパーツとなり得るのは間違いないだろう。

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