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嘘つきが教える嘘つきはこういう奴/貧乏人編

 貧困層になればなるほど犯罪率は高くなっていく、これは貧困層差別ではなく事実である。所得が低かったとしてもまだ満足しているならそれで良いのだが所得に満足していない状況で満ち足りなさを感じているような状況にある人間は信用すべきでないし何かしら損害が出るような嘘をつかれる可能性が他の人より高いといえる。
 金がなければないほど金をやりくりするのに躍起になり怪しいサイトにも引っかかる、要するに頭の中がどうにかしてお金を得ようという考えでいっぱいになっており冷静な判断能力を失っている状態が余裕のない貧乏人なのである。思考のリソースがある話題に割かれ続けるような状態は人間にとってかなり不愉快な状況で身体はその状況の打破のための行動を取らせようとする。
 嘘をつかれて他の人をどうやって信用したら良いのかが分からなくなった貧乏人は「生きるためには蹴落とすしかない」という覚悟を決める。手段を選ぶことをやめ、人であること社会的生物であることをやめるのである。
 金銭的状況がマシになりそうな方法があれば脳の報酬系が働くことでその方法を何度も繰り返すようになる。これは中毒と同じで不正な方法であっても中毒的にそれを繰り返す。こうして窃盗なんかの常習犯となる場合もあるし同じフレーズで金を借りようとしたりする。たといそれが犯罪であってもその後に続く生活を終わらせるような行為であっても平気でやるようになる。だから貧乏人の嘘は刹那的で今を乗り越えるためならなんだって言う。脅されている、金がないと殺されるみたいな分かりやすく嘘をつく。傍から聞いてれば嘘っぽい嘘であっても頭の疲れた人間にとってそれがおかしくバレやすい嘘だろうと判断できるだけの知能はないため取りあえず嘘をついて見るといった感じなのだろう。
 嘘の種類としてはとっさの嘘、自己防衛の嘘、それに加えて物質的利益を得るための嘘が多く自分のために人を陥れるのをなんとも思わない、全ては金のため、こんな奴を信用したら最後多額の金を一度に騙し取られてしまう。こういうやつは優しさにつけ込むのが非常に上手いから情に訴えかけてくるがこういう奴が本当に自分がピンチな時に助けてくれるか考えるべきである。

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