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おとりの嘘を使ってみよう

 嘘は芋ずる式に暴かれると嘘の基本の項で言ったがあれは人に嘘を暴かれた時や長い期間つき続けていたていた嘘が多い、例えば長い期間「自分には彼女がいてめちゃくちゃ美人だよ」という嘘をつき続けていたとしよう、それがバレた時他の色々なことも疑われるのはしかたのないことである。
 しかし、同じ嘘でも短期間であった場合は他のことまで疑われることはない、これはついた嘘がジョーク出会ったと思わせることができるからだ。
 長期間嘘をつくと嘘をつかれた側からしたら相手へ積み重ねた信用がいきなり崩れるわけだから関係悪化にもつながりかねない、ゆえに嘘は適切につかなければならないのである。
 さて、ここまでは嘘をつく期間によって芋ずる式に暴かれるか暴かれないかを説明してきたわけだがここで説明した短期間の嘘はある面白い嘘のつき方に使える。
 短期間つく嘘は長期間つき続ける(もしくは墓場まで持って行くような)嘘を隠すのに使えるのだ。
 短期間の嘘はひとつ暴いたらそれ以上暴かれにくい性質がある。これを利用して嘘の二重構造を作る。どういうことかというと嘘に嘘を塗り固めるのである。
 大きな嘘の周りに細かい嘘をちりばめるとより信憑性がます。
 わかりやすく説明すると「Aって言ったじゃん、Aは本当だけどB、Cって部分は嘘なの」と言ったふうに部分的に嘘であることをバラすのである。ここが嘘だったんだとわかった相手はそれ以上追求しなくなるのである。再三説明するが脳みそにはあまり負荷をかけすぎないように積極的にサボるシステムがあり、この部分が嘘だとわかったん他の部分については本当なんだろうというふうに考えるのである。
 例えば彼女がいないのに彼女がいると嘘をついた場合、彼女が美人かつ家事も仕事もドンと来いな女の子だと言っておいて後から美人ではあるけど料理も掃除も出来ないと言っておけば彼女がいるという嘘は突き通せるわけである。これに加えて物的証拠(例えばTwitterでよく見かけるような自撮り美人の写真など)があれば十中八九相手はあなたには彼女がいるという嘘を信じてくれるだろう。
 ちなみに囮を用意するというのは相手の視線の操作にも使えて目立つものや動くものを人間は目で追うのでそういったもので見せたくないものを見せないということも出来たりする。

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