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はじめましての第一歩

♪自己紹介

皆さま、初めまして。アイリッシュハープという、グランドハープよりも小柄の楽器を弾いて、時に弾きながら歌って、レッスンをしているKIKIと申します。東京都出身、在住です。

『KIKI』というのは私の下の名前から派生したニックネームで、そのままステージネームとして使っています。

『魔女の宅急便』の主人公、キキが出てくる以前に付けられたニックネームでしたので、当時はこの響きに馴染みがなく、思い浮かぶ漢字は『危機』・・・最初はかなり抵抗がありました。でも、どの国に行っても真っ先に覚えてもらえることで大変重宝して、今は気に入って使っています。

演奏しているジャンルは様々で、ヨーロッパの古い讃美歌やケルトの伝統曲、オリジナルの自作曲、ポップスのカバーなど、ハープの音にイメージが湧く曲であれば取り入れて自分流に仕上げています。

音楽をメインに綴っている自身のブログが12年目になりましたので、少し趣向を変えて新しい場所で発信してみたいと思いましたのが、noteを始めたきっかけです。

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♪ハープのイメージはどんな?

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さて、次に私が弾いております、このケルト由来のハープについて少しご紹介をしたいと思います。

まずハープと聞きますと、とても優雅で繊細で、マーメイドや天使を想像なさる方もいらっしゃると思いますが、実はなかなか男性的な楽器であります。

一見すると弓を模した形に似ていて、古代に張られていた弦は動物の腸だったりして、確かに狩猟民族の発想からできたように見受けます。弾くにあたっては指の力もそれなりに必要ですし、グランドハープよりも小さいとはいえ女性が持ち運ぶには重いので、体力も(根性も?)要ります。

昔々のアイルランドでは、吟遊詩人がハープを携えて町から町へと歌い巡っていたようですが、奏者はもれなく男性でした。雨風にさらされながらハープを担いで旅をして、弾いては語ることで生活していたということです。女性がハープを弾くという概念はなかったようです。

ですので天使がフワフワ飛びながら弾く楽器というよりも、こうした生活の糧のためのツールといった方が現実的なのであります。(イメージを崩してしまったでしょうか???)

私自身もコンサートの時にはハープ以外にアンプも運びますので、何やらすごい荷物を持っての電車移動になります。雨の日も風の日も背中にハープを背負い、大きなスーツケースを引きずり、階段しかないところで唖然としていると気の毒に思った方が助けてくださったり・・・優雅さからは程遠いのでした。

いにしえの吟遊詩人たちもこんなだったのかな?と思います。そして共通しているのは「この楽器が好き」という点に尽きます。

昨年はコロナの影響で演奏の形態が変わり、リモートセッションや配信が主流となった年でした。しばし旅する吟遊詩人はお休みとなりますが、時代の転換期にあることを思い、柔軟な気持ちで新しいことにチャレンジしていきたいです。

そんな思いと共に、ハープとの日々や音楽のお話などをnoteで語らせて頂けることを楽しみにしています。皆様、どうぞよろしくお願いいたします!

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