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和痛分娩の話《選んだ理由編》

この8月に出産をしたわけですが。

産むまでにそれはそれは悩んだことがあるのです。

何をって?

自然分娩にするか
和痛分娩にするか

の選択です。


私の心の中の声は
『和痛分娩一択』
だったのですけど。


なぜって?

『陣痛出産に関わる痛みがとても怖かったから』

です。笑

超シンプル。笑

え、だって怖くない?
周りの出産経験者はみんな
『すっごく痛かった』って言うし
ほぼほぼ全員会陰切開(お股をメスで切るやつ)を麻酔なしでやるんでしょ?
しかも陣痛の痛みでそれどころじゃないから
麻酔なくても痛みわかんないとか

え、怖すぎるでしょ😭

しかも
それが初産だと長引くことが多いとかで
10何時間かかることもあるとか

もう、怖くて怖くて。

産院は和痛分娩できるとこを探そう!
(´;ω;`)

と心に決めていました。笑


でもあるじゃないですか

『産むなら(当然)自然分娩なんでしょ』
『痛みに耐えてこそ母になれるのよ』

的な😭プレッシャー


こちらには、

『最近は出産のあり方も色々ですよね〜(ニッコリ)』
と、自分はどうするかボヤかす戦法

をとっていました😌

全部話す必要もないよね😗
母子手帳にも《自然分娩》と記載されるので
言わなきゃ私にしか分からんわけで。
コロナ禍で立ち会いなしだし。
手術の承諾書にサインする夫の了解が得られればOK!と。

早速夫に打ち明けたところ
『産むのはキョンさんなんだから、
安全なら好きな方法で産んだらいいよ』
と、快諾。

夫よ…ありがとう😂

そう、どうあろうと

『産むのは私』

痛いものは痛いし。
安全性が確立されているのなら。
私は身体への負担が少ない方を選びたい…!

なので、痛みが怖い気持ちが強い人は
和痛分娩、アリだとと思いますよ。
(あくまで私個人の感想ですので参考までに)


メンタル面でのいい所は、

*《痛みが3割程度に抑えられる》と分かっているので、パニック状態(過呼吸とか)になりづらい

ことです。

陣痛の間も、子宮からだんだんと赤ちゃんが降りてくる感じや、骨盤にカチーン!とはまる感覚などなど、お産の進行を落ち着いて感じ取ることができました。

『いま降りてきてるな』
『あ、いま背中の方向いてる』
『陣痛って本当に10分間隔とかでくるのね』

なーんて
自分の身体の変化を落ち着いて観察できて、
とても興味深かったです。
しっかりいきむタイミングをつかむために、
そのぐらいの感覚は殘しておくんだとか。

担当してくれた麻酔医の先生いわく、
お股周辺の感覚(痛覚)には麻酔が効くんだけど、骨盤が開いていく感覚は麻酔を入れるポイントが違ってブロック出来ないから
そこはしょうがないのよねー
との事でした。

でも、両足はバッチリ麻酔がきいていたので
自分ではそんなつもりないのに
分娩台に固定しておかないとグラグラしちゃって、いきめないほどだったなあ。

ちなみに私は和痛分娩でも
まだ痛いのが怖くて
バースプランを立てる時に

『自分、痛みに弱いので…
出産時は励ましてほしいです(´;ω;`)』

と、伝えていました。笑
ホントビビりなんです。笑

分娩室では、ことある事に
看護師さんや助産師さん担当医師の先生が
『大丈夫大丈夫!』
『いいペースで進んでるよ!』
『我慢しなくていいからね、痛い時はすぐ言って!』
と励ましてくれました。

本当に優しかった😭


身体面でのよかった所

*過度な緊張や痛みに耐えることによる全身の筋肉痛等が抑えられるところ

ですかね。

痛みレベルでいうと、
子宮口全開で陣痛がいちばん強いときで

『あと30分ぐらいで生まれるから、すぐテレビ電話繋げられるようにしといて!って旦那さんにメールで連絡しといて』

って助産師さんからのMISSIONをこなせるぐらいは大丈夫でした。自分でも驚きです。笑

ありがたいことに出血等も少ない方で
安産だったこともあり、

出産直後は後産ででてきた胎盤を
写真に撮らせてもらい、
助産師さんに解説をしてもらったり

出産後30分ぐらいで身体を起こして
軽食を食べられるぐらいまで回復していました。

麻酔が切れると…
縫ったところが痛くてそれどころじゃないんですけどね(´;ω;`)
会陰切開どころか、裂けて縫ったところが痛くて痛くて…退院後2週間ぐらいまでロキソニンとお友達でした😇

出産後の疲労感や回復具合は、同時期に入院していた麻酔なしの他のママたちに比べてかなり早かったです。


次回は
和痛分娩をしてくれる産院、
私が選んだポイントは?
実際いくらかかったの?
を書いていこうと思います。

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