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演出家

おでこに巨大な白ニキビを携えて
昨夜 長野旅行から帰ってきました、環です。

母との 1泊2日 女2人旅でした。

私は母とあまり仲が良くありません。
というか、母がどう思っているかは分かりませんが
私は母のようになりたくないな とは思っていますし、
もちろん尊敬はしていません(一部を除く)。

そんな母が、長野旅行を提案してきました。
お互いに行きたい場所言い合って、食べたいもの食べて
ダラダラしよう。
母の松本推しにより、宿は松本に。

松本といえば松本城はマストだろうし、お互い御朱印帳を集めてるから善光寺には行きたいところ。
あとは母に日程を相談しよう。
ラインで母に松本城と善光寺行きを確認し、日程調整。
私の計画はほぼ完璧でした。
母との協議により
1日目:中町通りと松本城
2日目:長野市に移動して善光寺

当日、向かった先は松本美術館。
サプライズで母は行きたいところを
教えてくれました。
私が前日までに行きたいところをもう少ししっかり聞いておけば良かった。
私は松本美術館なんて眼中にありませんでした。
16:30に閉まる松本城には行けず、
2日目に松本と善光寺のはしごに計画変更を余儀なくされました。

しかし、松本から長野市までは
電車で1時間ほど。
しっかり電車の時間を調べておかなかったのは
私の落ち度です。
行き帰りの電車込みのプランを申し込んでいたため、
時間的に善光寺は断念。
松本城へ行き、お昼にお蕎麦を食べて
だらっとお土産を買って帰路に着きました。
私が不機嫌な表情を必死で押し殺したことは、言うまでもありません。

そして、最後に母の演出が光りました。
別れ際の山手線、袋分けしたお土産のおやきや
りんごチップスを私に持たせて
「下調べ甘くてごめんね。」

親の「ごめんね」って、なんかずるくないですか。
許しちゃうじゃないですか。
悔しさと、やるせなさで
電車内なんてお構いなしに
泣きそうになりました。

ただ、最後にこれだけ言わせてください。
母は下調べが甘かったんじゃない。

行きたいところを事前に言ってほしかった。

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