杞憂に終わるか？

朝から荷造りをしながら胸がギューと苦しくなった。
ズシンと身体が重たくなる。
どれどれと我が身に潜水艦を派遣する。
どうしたんだろうか？
何があった？
疲れか？それとも心配か？

これだなっと当たりをつける。
気持ちを言葉にすること。
考えを口にすること。
これをすることで何かが崩れるかもしれないとう不安が燻っていることがわかった。
そうだよな。
そうだよね。
避けては通れない道が目の前にやってきた。
今日は、その気持ちを認めてあげて、在ることにする。
解決策は、また何処かで浮かんでくると思うから、そのまま今日はそーとね。

家族を残して海外に行くのはコロナが世間を騒がせ始めたころ。
国境が閉ざされるか？閉ざされないか？
日本から入国した人との接触をした場合は、学校を休むようにと娘の学校が厳戒態勢を発表した。そんな中、こともあろうに隣国に赴き、日本人と接触するというリスキーなことをした。結局、帰国後に学校事態が休校となり結果オーライとなったけれど、あの時は家族に大迷惑をかけると後ろめたい気持ちで行った。そして今回も実は「後ろめたい」という気持ちがある。

何が後ろめたいか？って当初の目的から逸脱する行動をとろうとしていること。仕事ではなく、遊び、余暇、自分の時間を持つためにバンコクに行くことに変わったからだ。娘は楽しんできなよ！って言ってくれたけど、でもやっぱり、大義名分の「仕事」がなくなると、大手を振ってはいけないな。

そんな私を娘が外に連れ出した。
髪を切ったから口紅を変えたら？
口紅を変えたらアイシャドーも変えないとね。
そう言ってショッピングをしながら気分を盛り立ててくれた。
少し軽くはなったものの、燻る火種が気になるな。
相手が「聴く」をしてくれたなら、どれだけ楽なんだろうと思う。

今日はずっしりと重い身体と付き合いながら過ごすとしよう。