2021年12月 イギリス から日本への帰国<出国から隔離ホテル到着まで編>

前回の記事では陰性証明取得についてお話ししましたが、今回は出国から入国、そして隔離施設へ到着するまでの体験談を共有します。
現在まだ隔離中なので、途中報告という感じです。

ヒースロー空港出国

元々BAの航空券を取っていたのですが、BA全便欠航とのことで、今回はJAL便へ無料で変更してもらえラッキーでした。
空港にはフライト時間の2時間半前に到着し、ほどよく余裕があり、ちょうどよかったです。
JALのチェックインカウンターへ行くと、乗客がおらずガラガラ。まずは陰性証明書とパスポートの確認をされました。ここで陰性証明の不備があると、もうこれれでは搭乗できません、と伝えられるそうです。(私の友人が陰性証明に不備があり、この時点でアウトと言われていました)
そのチェックインの際、質問票WEBよりQRコードを取得したかと聞かれました。私はまだ行っていたなかったので、その場でその案内の紙を受け取り、搭乗前に済ませておいてくださいと言われました。

12月3週目でしたが、空港内は大変混雑していました。荷物チェックはやや待ちましたが、まあ本来の混み具合といった所です。
中に入ってからは、成田空港での待ち時間へ備え、水とお菓子を購入しました。
JALの搭乗口はがらがらでした。20人ほどいたかな、という感じです。

機内での過ごし方

1人で3シート使えたので、1回目の機内食を食べた後は、3シートの手すりをすべて上に上げ、ベットのようにして翌朝までぐっすり眠れました。クッションを3つ奥の手すりのところに上手いこと置くと寝心地がいいです。
プレミアムエコノミーは手すりが上げられないので、この状況では3シートエコノミーを使う方が寝心地はいいのではないかな、と思いました。

一度目の食事はしゃぶしゃぶ、二度目の食事はそぼろ弁当と、大変美味しくいただきました。(下手にベジタリアンや健康的な食事に変更しなくてよかった)

到着前になると、空港での手続きで必要な書類をすべてもらうことができます。自分で何か印刷して用意するものはありませんでした。
ちなみにチェックカウンターで教えていただいた質問票WEBでの回答をすっかり忘れていたので、機内でのWiFi利用(1時間10ドルほど)を使って回答をし、QRコードを取得しました。
このQRコードは本当に飛行機を降りた後すぐに必要だったので、事前に用意しておいた方がいいです。降りたあとでも空港のWiFiを使って回答できますが、やや出遅れます。

着陸から隔離ホテル到着まで

<着陸後からホテル到着までの時間>
着陸 15:55
飛行機を降りる 16:05
書類確認、テストなど 16:05-16:55
ホテルの希望を確認 16:55
テスト結果待機場所到着 17:00
結果が出て呼ばれた 18:00
荷物を取って税関 18:00-19:10
バスに乗る 19:10
バス出発 19:20
バスがホテル前に到着 19:25
ホテルに入る 20:00
部屋に入る 20:15

着陸からホテルの部屋到着まで4時間ちょいで、思っていたよりスムーズでした。
降りてからの書類確認は複数のチェックポイントがありますが、特に難しいことはなく、淡々と進みます。テストは唾液を溜めるタイプでした。
テスト結果の待合室エリアに入る直前で、ホテルの希望を聞かれるチェックポイントがありました。喫煙か禁煙か、と、テレビ有りかなしか、この2つだけです。自分は禁煙、テレビありを希望しましたが、テレビなしを希望すると早く案内できると言われました。

テスト待機場所では、お水と軽食を頂けました。自分が到着した時はお水とお菓子類しかなかったのですが、10分後くらいにおにぎりが追加され、みんな追加でおにぎりをもらいに行っていました。久々のたらこおにぎり、とてつもなく美味しかったです。
携帯をいじっていたら1時間ほどであっという間に自分の番号が呼ばれました。番号で呼ばれるのですが、番号順ではなくばらばらに呼ばれていたので、注意してアナウンスを聞く必要がありました。

その後、椅子に座らされ15分程度待たされてから、荷物の受け取りに移動しました。ここからはグループ行動で、1グループにつき1人の担当の方がつき、その方について移動しました。同じホテルに泊まるグループのようでした。椅子に座らされている時、隣にいた方が、係の人にホテルはどこか聞いていましたが、分かりませんと言われていました。

預け荷物を回収し、グループごとに関税を通過しました。自分は別送品があり、携帯品・別送品申告書をヤマトのカウンターまで提出しに行かなくてはいけなかったのですが、係の人に尋ねると、今は無理でみなさん隔離施設から戻ってきてから提出されてますよ、と言われました。
ヤマトにもメールで確認したところ、それでも問題ないとのことでした。

その後すぐにバスに乗りましたが、その時点でもどのホテルか知らされていませんでした。バス内でもWiFiが使えたので、Google mapでも見ていようと思っていたら、出発後数分で到着し、しばらくお待ちくだいとのアナウンスが。その時、空港横のヴィラフォンテーヌ羽田空港というホテルに割り当てられたと知りました。
前の方から五人ずつの案内で、私は最後尾に座っていたので、しばらくバスの中で待ってからホテルに入りました。

ホテル到着後

本帰国のためかなりの大荷物だったのですが、大きなカートが用意されており、問題なく運ぶことができました。
受付で諸々説明を受け、体温計と施設滞在のしおり、夜ご飯のお弁当とお茶を受け取り部屋へ案内されました。
通常のホテルのお客さんのように丁寧に対応されました。こちらはなにも支払っておらず、ご迷惑おかけしてる身なので、恐縮でした。笑
ホテル内の様子はSNSへの投稿はご遠慮くださいとのことでした。オープン前のホテルだからかな、と思いましたが、どうなんでしょうか。

部屋はダブルベットに、ソファ、小さなテーブルがあり、まったく問題ないサイズ感でした。テキストを開いてお勉強される方には小さいテーブルかもしれません。
バスルームにはバスタブがあり、バスタオルとフェイスタオルが3枚ずつ用意されていて洗濯は必要ないなと思いました。その他アメニティは、歯ブラシセットが3つ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーの大きなボトル。あとパジャマもあります。
必要があれば予約制でコインランドリーが使用できます。タオルがこれだけ用意されていたので、自分は必要ないかなと思っています。

ヴィラフォンテーヌ羽田空港での食事、差し入れ

気になる食事ですが、朝昼晩決まってお弁当+紙パックのお茶です。
なので、家族や友人に差し入れを送ってもられるなら、汁物をお願いするといいと思います。また緑が全くないので、植物かお花ももらえたら生活が少し豊かになるかなと思いました。
冷蔵、冷凍モノは保管の問題で受け取ってもらえません。牛乳は無理ですが、豆乳は常温OKなので、豆乳も差し入れしてもらい紅茶などに使っています。
食事の配布は朝8時頃、昼12時頃、夜18時頃になります。イギリス からの時差ボケだと昼間寝て、深夜起きてしまい、深夜にお腹が空くのでお菓子などがあると助かります。

以上、イギリス 出国から隔離ホテル到着までの記録でした。
何かご質問ございましたら、お気軽にどうぞ : )

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