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校長先生の話が長く感じる理由から考える仕事術•勉強術

突然ですが校長先生の話、長くないですか?

今年子どもの卒業式に出席しましたが相変わらず長く感じました。

長く感じることの代名詞として校長先生の話を取り上げましたが、他にも長く感じる会議だったりプレゼンだったりあるかと思います。

また勉強時間も長く感じることの一つかもしれません。

これらに共通してることは「終わりの時間が決まっていない」ことにあります。

例えば勉強をする時、下の2つのやり方があります。

①5ページやろう。5ページやったら終わりだよ
②30分やろうね。30分やったら終わりだよ

私は①を「内容で区切る」と呼び、②を「時間で区切る」と呼んでいます。この時、長く感じるのは①です。

内容で区切ると、内容が終わるまでは時間がかかっていきます。そのため、校長先生の話は話したい内容が終わるまで、会議は議題が全て解決するまで時間を使います。

勉強の5ページは終わりが見えてるようで見えていません。一問一問にかかる時間がわからないため、5ページやるのに当然かかる時間に個人差が生まれます。

内容で区切るやり方は、終わりの見えない作業です。そのためいつまで続くのかという不安や、集中力がもたないといったことが起きます。

実はこの終わりが見えないということが、時間が経つのをゆっくりにし、集中力を削ぎ、前向きに取り組めなくさせています。

②の時間で区切る場合、終わりは明確です。
仮に終わらなかったにしても時間までは集中して取り組める、終わりがわかってる安心感があるというメリットがあります。

校長の話、会議、勉強。

これらは終わりの時間を決め、時間まで内容に集中するというやり方をするだけで、効率的、効果的になります。

テレビのあるMCはVTRの時間や、収録の全体スケジュールを細かく出演者に収録中にら知らせることで、出演者のモチベーションを保ってるといいます。

【このVTRは10分半あります】
【この収録は90分で、次は60分なのでここを乗り切れば大丈夫です】

このコメント自体は放送にはなりませんが、
このコメントは出演者にとってもスタッフにとっても非常に役立つと評判がいいようです。

校長先生も最初に3分、〜について話しますと全体感を伝えてから話し始めれば長くは感じません。

会議も必ず〜時に終わりますと宣言をしてから始め、それが守られていれば安心するのです。

大事なことは、終わりの時間を決め、内容が終わってなくても強制的にその時間で終わるようにすること。

時間で区切るを実践してみてはいかがでしょうか?





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