「サカナクション」という存在

今晩は皆さん。絶賛受験生している中3です。
noteを開くと私にピッタリのタグを見つけたので是非参加させて頂きます。長い文章ですが是非お付き合いください。

自分にとっての「音楽」

まず私は音楽が大好きです。
所謂「音楽中毒」というやつでしょう。少しでも音楽とはずっと一緒にいたいと思っていて、学校に居る間はずっとムズムズしている様な人間です笑
そんな私も生まれつき音楽を愛していた訳では勿論ありません。
音楽を好きになったのは父の影響が大きいと思います。父は音楽が大好きな人でして、車で移動する時にはずっと音楽をかけたりしていました。
そんな父の影響もあって、自然と音楽を聴くのが好きなっていきました。
そうなるとやはり欲しくなるのは自分だけの音楽プレーヤー。小学生ながら熟考してお年玉で買ったのは
　　　　　　　「iPod nano」
これがあのアーティストと出会うきっかけになります。
そう、「サカナクション」です。
（ようやく序論が終わりました笑）
では、そんなサカナクションのスキな三曲を熱く語っていこうと思います。

「三日月サンセット」

サカナクションに出会ったのは「新宝島」では無くこの曲でした。小学4年ぐらいの頃にiPod nanoで適当に曲をシャッフル再生して聞いていたところ、この曲が流れてきて衝撃を受けました。あえて少し外したようなリズム、それに完璧に調和したボーカルの声、全てが私の中の「何か」にピッタリと当てはまりました。すぐにiPodの画面に目を落とすと、不思議なデザインのアルバムの下に「三日月サンセット」の文字。「サンセット」のカタカナが謎にかっこよく感じたのを覚えています。
この曲に出会ってからでしょうか。私が音楽中毒になったのは...

それから半年程経って初めてYouTubeでこの曲のMVを見ました。（遅い）
また、メンバーの顔を知ったのもこの時が初めてです笑

またMVを見るまでは、
この曲が入っている「GO TO THE FUTURE」というアルバムを鬼リピしてました。
このアルバムの中だったら「フクロウ」もお気に入りです。この曲を弾き語りするのが密かに夢だったりします笑

「ネプトゥーヌス」

夜に真っ暗な部屋で聞くならこれです。
正直「シーラカンスと僕」とでかなり迷いましたが、最初に出会ったのが「ネプトゥーヌス」ということでこちらを選びました。
「ネプトゥーヌス」と言われても何のことか分からない人が殆どだと思いますが、「ネプチューン」と言ったら分かる人が増えるのではないでしょうか？タレントさんにもこのような名前の人が居ますが、本来「ネプチューン」というのは簡単に言えば、「海の神」や「海王星」のことです。「ネプトゥーヌス」と「ネプチューン」は同じものと考えて貰って構わないです。
前置きが長くなってしまいましたね笑

この曲には「サカナクションらしさ」がエグいほど出まくっていると感じます。
まずは、是非暗い部屋で大音量で聴いて欲しいです。
衝撃を受けます。
初めて聴いた時には、「こんな音楽があるのか...」と感じました。
勉強に疲れた深夜、部屋の明かりを全て消し、目を瞑ってこの曲を聴いていると邪念が浄化されていき、不思議と涙が出てきそうになります。ボーカルの一郎さんの深い海の底から訴えかけてくるような迫力のある、澄んだ叫び、月の光のようであり、力強いコーラス、それらが合わさり、私たちを夜の闇に心地良く沈ませてくれます。

ちなみに、ボーカルの一郎さんは片耳が聞こえないという病気を患って居るのですが、
あるライブのリハ中にこの曲を演奏したらその時だけ片耳が聞こえるようになった、なんて逸話もあります。

「ボイル」

アルバム「sakanaction」の中の一曲。
このアルバムのテーマは「表裏一体」なのですが、この曲はその中でも「表向きの裏」って感じがします笑（どっちだよ）

そもそも「ボイル」というのは釣り用語で、「小魚などを餌にする魚がその小魚を食べるために水面を跳ね回る姿」のことをいいます。ボーカルの一郎さんは大変な釣り好きで有名でして、釣りに関連する曲は結構たくさんあります（「ナイトフィッシングイズグッド」「ストラクチャー」等）
また、この曲の中にも、「ライズ」などといった釣り用語が出てきます。

そんな「ボイル」ですが、この曲はサカナクション得意の「ラストにエグいサビが来るパターン」です。他だと「さよならはエモーション」とかがそうですね。この曲についても熱く語りたいところですが、またいつか。（少しだけ説明すると、ラスサビがカタカナのコーラスです。気になった人は聞いてみてね！大音量で！）

話が脱線気味ですね笑
この曲の凄さに気付くのは少し遅かったと感じています。というのも、このアルバムに入っている「Aoi」という曲を鬼リピしていた時期が有り、「ボイル」という存在が薄れていたのです。（勿論Aoiも名曲過ぎますが）
ですがある日、サカナクション公式がYouTubeに載せている過去のライブのダイジェストを見ている時にこの曲のラスサビが流れました。鳥肌が立ちました。もうこれは「音楽」という領域を超越している。中坊ながらそう感じました。
そこでやっと「ボイル」の良さに気付くことが出来た私はこう思うようになります。「ライブで聴きたい！」サカナクションのライブは国内最高峰であると思います。レベチです。世界にも通用します。異論は認めません。（認めろ、寛容になれ自分）
ですがその矢先に某ウイルスがやって来てその願いはあっけなく潰れてしまいます。
しかし、そこでサカナクションは動きました。
「オンラインライブ」です。
その名も「SAKANAQUARIUM光ONLINE」
勿論観覧させて頂きました。その中で「ボイル」が演奏されたのです。大感動です。
もう最高でした。爆音で聴かせて頂きました。ライブの迫力はやはり全く違います。（画面越しですが）
いつか本当に目の前の演奏を聴きたいです..

終わり

「音楽」が持つ素晴らしさに出会わせてくれたのはサカナクションのお陰です。本当に感謝しています。

ここまで稚拙な文章を読んで下さり本当にいいありがとうございます。
少しでもサカナクションの良さが伝われば良いな〜なんて思ってます。
今日紹介した3曲だけでも是非各種音楽配信サービスで聴いてみて下さい！
ではまたいつか。

了