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ハンサム保護黒猫キキくん

ハンサム保護黒猫キキくんは…

私の落ち度で20歳を目前に亡くした保護黒猫でした。

S県の湾奥の小さな砂浜がある苫屋に親子で住んでいました。
そこは、釣り人がちょくちょく訪れるようになっていた場所です。
中には心無い者がいて、この親子に対して悪戯をしたり、或いは虐めたりしていました。
黒い猫は不吉だ! とか言っての悪行です。
私は、そんな状況を目の当たりしていたので、母親の方の黒猫は成猫ですから保護を断念しました。

ハンサム保護黒猫キキくんは…

この黒猫の仔猫を保護するには、私が住んでいるK県までは約30km以上離れていたから、乗ってきた愛車で連れて帰らなければなりませんでした。
さて、保護するにあたりとりあえずは名前を付けて上げねばなりませんでした。 まだ仔猫でしたので性別も不明でしたが、見た目的にはふさふさの毛で覆われていたので、ヂブリの映画に登場する女の子の名前を付けてしまいました。 これは私の勘違いで、黒猫の方は違った名前でしたね。

つづく…

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