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「書く習慣」day5 目立ちたくない子

昔はどんな子どもだったのか

人前に立つのが苦手で、大人しい子どもだった。
アルバムには、小学校の運動会で友達と顔を合わせながら走っている写真が残っている。競争心とかなかった。

中学生になって運動部に入ったけど、和気あいあいの雰囲気。
試合のために練習するのではなく、おしゃべりしながらの活動。サークルのような感じ。上手くなりたいとかなかった。

ところが、2年生になって顧問の先生が強豪校からやってきて、雰囲気は一変した!朝練が始まり、休日も他校との練習試合。
練習中の私語禁止。ヘアアレンジ、日焼け止め禁止。これは、見た目を気にしすぎるなという理由でダメだった。今なら、なんだそれと思うけどね。

当時、母が日焼け止めは塗った方がいいよ?先生に言おうか?って聞いてくれたけど、変に目立ちたくなくて断った。そういう子だった。
大人になってその代償がやってきている。日焼け止め大事だよね。

よかったこともある。
目を見て話を聞く、自分から挨拶するなど礼儀作法が身についた。
風邪もひかなくなった。
たくさん練習したからか、教え方がうまいのかそれなりに上達して
試合に出る楽しさも知った。
練習してできるようになると嬉しくなり、もっと上手になりたいと思った。

人って変わるものだ。
競争心の欠片もなかった私が、スポーツの楽しさを知り大学まで続けることになるなんて。


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