JIMTOF2022振り返り⑦
こんにちは「つねぞう」です。
今回は振り返り番外編
IMEC2022のポスターセッションから気になった研究を取り上げてみます。
いつもなら素通りしてしまうのですが、しぶちょーさんのこのツイートがきっかけで見に行って、論文集も購入しました。
個人的に気になった研究は、
京都大学 マイクロエンジニアリング専攻 精密計測加工学研究室の「画像を用いた工作機械振動の遠隔モニタリングシステムの開発」です。
これは工作機械の構造体にマーカを貼り付け、それを高速カメラで撮影してマーカの変位を求めて、固有振動数や振幅を測定しようとするものです。
普通にこれをやろうとすると、固有振動数であれば加速度ピックアップを測定したい位置に設置したり、非接触の渦電流センサを動かない場所から腕を伸ばしてセッティングしたりと、結構大変な準備が必要です。
しかし、
この研究が実用的なところまで進めば、
準備はマーカを貼り付けるだけなので、かなりお手軽に測定ができるようになるのです。
さらにこの研究ではもう一歩先を見ていて、
測定するカメラをAGVに載せて、複数台の機械をモニタリングしようと考えています。
早く実現すると良いですね。
以上
こんばんは、おやすみなさい
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