ボーカルの宅録のやり方的な1

インターネットで「歌ってみた 録音 やり方」って調べたらいっぱい出てくるんですよね。Twitterでもたまに動画とか回ってくるんですけど、みてみると僕的には気になるやり方してる方が多くて、宗教的なものもあると思うんですけれど僕のやり方みたいなのも書いておこうかなぁと思った次第です。

あとは、久々にnote更新したいなぁとはずっと思っていたのでまとめてみます。

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・機材、ソフトって何を使えばいいの?

まず調べてみると、おすすめのオーディオインターフェイス!とか、おすすめのDAWソフト!とか、ダイナミックマイクとコンデンサマイクどっちがいいの!とか、いろいろあると思うんですけれど正直何使っても変わらないです。マイク、IFなど機材に関しては音は確かに変わりますけれど最低限の音はとれますし、それの前に歌唱力あげた方が圧倒的にコスパがいいです。
あと、このDAWは音がいい!とか、書いてあるものもありますが音は確かに違いますがクオリティに差は出ません(ミックスする上でこの音に慣れないーとかはあると思いますが録音時点では)。
なので、フリーのものでも有料のものでも自分の使いやすいソフトを使えばいいと思います。

ですが、以下のソフトはおすすめしません。

・Audacity
・Sound Engine Free
・Radio Line
理由としてはこれから書いていくやり方ができないからです。
その結果クオリティに差が出ます。

フリーのもので使えるものだと
・Studio one Free
・REAPER
・Cakewalk by BandLab(だったっけ・・・)
・Pro Tools first
このあたりだと思います。

有料で使える有名どころだと
・Cubase
・Logic
・FL STUDIO
とかですかね。あとは、フリーで使えるものの有料版とか。
このあたりはなに使っても大丈夫だと思います。
FL STUDIO はまともに使ったことがないのでわかりませんがモノラルでの書き出しができないらしいので微妙かも?

ちなみに私はProToolsをメインで使っています。
操作に慣れているので。あと、どこのスタジオもこれなので。
スタジオでProToolsじゃないといけない理由はたくさんあるんですがここでは省略。レコーディング、ミキシングのプロ目指してます!って方はProTools使えるようになっておくことをお勧めします。クモみたいな指の速さで触れるとよいです・・・。
ちなみに、次点ははStudio oneです。多分レコーディングでPTの次に来るDAWはこれなのかなって気はしてます。クモみたいな指の速さで(ry

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・レコーディング前の下準備

ボーカル以外の他の楽器は同時に録音しないーーという前提で書いていきますね。
[必要なもの]
・オフボーカル音源(各楽器のステムデータ)
・歌詞データ(覚えている場合も確認用で必須)
・DAWソフト
・マイク、IFなどの機材
・オンボーカル音源、もしくは仮歌など(用意可能であれば)

ざっくりこんな感じです。

では、セッション(プロジェクト)を作っていきます。

画像1

画像はProToolsになります。
注目すべき場所はざっくり2箇所。
Sample Rate(サンプリングレート・サンプルレート) と
Bit Depth(ビットレート) の2点です。

めっちゃ雑に語弊もあるであろう説明をすると、この二つを高い数字にすると音質が良くなります。その分容量も多くなります。
いわゆるハイレゾっていうのはこのサンプリングレートが高いものを指します。

J-POPだと24bit 48kHz,クラシックとかだと24bit,96kHz(192kHz)で録音する場合が多いです。ちなみにCDの音質は16bit,44.1kHz。
けど、いい状態で録音して処理してあとで16bit,44.1kHzに下げた方がクオリティが上がります。詳しくはグーグル先生に聞いていただいた方が詳しく知れると思います(書くのめんd)

画像2

ちなみにStudio oneだとここ。

ここ、どういう設定にしたらいいのかわかんない!っていう方はとりあえず24bit48kHzか、24bit96kHzに設定しておくといいと思います。
ただし、Cubaseの場合設定しないと早送りみたいな音になっちゃうので気をつけてください。
https://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/6174/~/%E3%80%90cubase%E5%85%B1%E9%80%9A%E3%80%91%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%81%8B%E3%82%89%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%8C%E6%97%A9%E9%80%81%E3%82%8A%E3%81%A7%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

・レコーディングの進め方

まずは、さっき書いた必要なものをDAWソフトに取り込みます。
ProToolsの場合は[Cmd + shift + I]でオーディオファイルを読み込むようにします。他のソフトは多分ドラッグで大丈夫です(わからない)。

で、インポートしたセッションがこんな感じ。

画像3

トラックの名前はわかりやすいものがいいです。ですが、全角文字(日本語文字など)は使用しないのがお勧めです。文字化けするので・・・。

次に、クリック音源というものを作成します。
いわゆるメトロノームです。
で、そのためにBPMを合わせます。

音楽は大抵の曲を「1、2、3、4」ってリズムを取ると思うのですが曲によってその速さは変わると思います。
その速さをソフトに「この速さでテンポとるんやで!」って教えてあげます。

ProToolsの場合はとりあえずこれ(クリックトラックの作成)

画像4

そして・・・。
ここの数字をいじります。

画像5

この数字が高いほどテンポが速くなります。
曲によって速さは違うので調整しましょう。

ちなみにStudio oneの場合は下のほうにあるここ。

画像6

Cubase の場合はここ。

画像7

これをやることによってリズムが取れやすくなって歌がうまく録音できます。(語弊がある言い方ですけど)

で・・・。
どうやってもテンポ合わねえじゃん!!!ってなったら、オフボーカルの波形を動かしましょう。そしたら合うと思います。

で・・・・・・。
これ、AメロとBメロでテンポ違うんだけど!!!っていう場合もあります。
こういうのはあきらめm
じゃなくて、こんな感じにテンポを変えることができます。

画像8

ここでS1ときゅべ版の画像作るのが疲れたのでご自分で調べてください・・・。
[Studio one BPM 変更]とかで検索したら出てくると思います。多分。

で、曲の「1.2.3.4」のリズムが取れたー!ってところで今回はここまで。

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疲れた。


続きは気が向いた時に書きます。


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