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植物 いちいち妄想暴走族 ハナニラ


小さくて白い綺麗な花が、ほんの少しの開けた土地に散りばめられたように生えている場所がありました。
可憐さと人の手に依らず如何にも自生してますって雰囲気の共存が素敵。

ひと塊の小さな花束になって生えているところと、その塊の他に周りの地面全体にもまばらに散って生えているのが不思議だなと思いました。

茎から根から増える野性味バリバリタイプの野生植物なら塊感もっと強くモリモリ茂って「我、侵略者なり!」って様子を見せながら周りにジワジワ拡がって行きそうだし、まばらに散っているのは、たんぽぽの綿毛みたいに種を飛ばして繁殖できるのかな?
でもそれだと数メートル距離で離れたところには生えていなくて、この目に入る範囲でだけ繁殖しているのと、塊で生えている部分が多いのが不思議だなあ。

と、好きなだけ考えてから答え合わせする事にしました。
こうすると考えるのと知るので2度楽しめて超お得です。


このひとが何なのかグーグルレンズさんに教えを乞うたところ、「ハナニラ」と言う植物であると教えて貰えました。

球根で増えるそうなので、ひと塊に生えていたのはこれで納得。
でも球根で増えるなら目に入る範囲とは言え、そこそこ離れている場所に散らばっているのが不思議だなと思ってもう少し見てみると、球根の他に種も作るらしい事が判明。

種は本体が枯れた後にそこに残されるそうなので、それが風で転がされたり、人間含む動物に蹴られたりして近くの地面に散らばったと考えるとこの生え方にも納得。

他に、ニラみたいな臭いがするからハナニラと言われているとかも知ってしまった。
全然気づかなかったよ…
こんなに可憐で清涼な見た目なのに、キミ、臭いんだ…!?😲

あと、繁殖力が強すぎて厄介者扱いされていたりするとも…
キミ、こんなに美しくて儚げなのにミントさん枠なんだ…😰

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