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「昭和編 花街夢灯籠」の読みどころ

シリーズ11巻「昭和編 花街夢灯籠」が、10月20日に発売になります!
いつもより遅くなりましたが、見本ができたので今回も読みどころをまとめました。
今回は、今までとは一風変わった雰囲気の物語になっています。
期待に胸を膨らませて、発売を楽しみにお待ちいただければ幸いです。

読み見どころ①
甚夜が一夜限りの恋をする⁉

サブタイトルやカバーイラストから想像がつくかもしれませんが、昭和編は、甚夜がひょうんなきっかけで迷い込んだ「鳩の街」という幻の赤線地帯(売春街)が舞台です。
「鳩の街」は現実にあった場所で、モトオさんも好きな作家・吉行淳之介の小説「原色の街」の舞台だったりします。
夜の街を舞台に艶っぽい物語が描かれて、甚夜もそこで出会った女性に恋をすることに……⁉
(恋というのは少し誇張気味ですが、最後まで読めば納得いただけるはず)
なお、内容的には18歳未満が読んでも大丈夫かと思います。


読みどころ②
コロッケが食べたくなります

これまでにもいくつか食べ物に関するエピソードがありましたが、今回も食をめぐる余談の話が収録されます。
甚夜が芳彦の孫から教えてもらった、おすすめのコロッケの食べ方とは…⁉


読みどころ③
マガツメの能力と娘達の秘密の一端が明かされます

鳩の街で出会ったマガツメの娘の一人によって、マガツメに関する秘密の一端が明かされます。
マガツメの謎の再生能力と最終目的、娘達がどうして生まれたのか。
そして、それを知った甚夜が何を思うのか……。


読みどころ④
甚夜が完膚なきまでに完全敗北します

「岡田貴一に敗北した時も、マガツメに野茉莉を奪われた時も立ち上がった。けれど今回ばかりは完全敗北を認めよう」
甚夜が、こう思うほどの敗北を味わうことになります。
さて、その相手とは……⁉


なお、今回の昭和編には、書籍版の書き下ろしパートはありません。
分量が多めだったのと、1冊のまとまりを重視したかったのが主な理由です。
楽しみにしていた方は、すいません!
本文自体は今回もかなりブラッシュアップされていると思うので、WEB版との違いをお楽しみいただければ幸いです。

いよいよ次は、平成編ですね!
順調にいけば、来年2023年中に完結となります。
水面下で動いているアニメの方も、きっと……⁉

引き続き少しでも多くの皆様に、お読みいただけると嬉しいです!

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