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ヒップホップ、ジャズ、レゲエ記事 深掘り記事を毎週更新

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記事一覧

Vaporsヒップホップマガジン(1990)

翻訳元の記事↓ Mark James the 45 Kingは最も多作であり、現在ヒップホップ以外のメインストリームアーティストからも引っ張りだこのプロデューサーである。最近彼は…

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3年前
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Charlie Parkerインタビュー(1954)

翻訳元の記事↓ Charlie Parkerが思う「あるべきサウンド」、誰がそのサウンドに向かっているのか、彼はその驚くべきチョップをどう手に入れたのかを語っている。 PD=Pau…

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3年前
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Leonard P. Howell~最初のラスタ(2014)

ラスタファリズムの成り立ち、コミュニティの話がまとめられていた記事があったので翻訳しました Silgoville. St Catherine、1930年11月2日。アフリカはエチオピアではR…

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3年前
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Max Romeoインタビュー(2019)

55年のキャリアの間、レジェンドレゲエスターMax Romeoのたくさんのヒットソングは百万人規模のファンに楽しみを与え、様々なアーティストに影響を及ぼした。ラップの大御…

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3年前
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Steinskiインタビュー 3/3

パート2はこちら↓翻訳元の記事↓ イ: あなたが「The Motercade」で経験したように、80年代からカットアンドペーストがアメリカよりもUKで受け入れられたと言うのが正…

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3年前
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Steinskiインタビュー 2/3

翻訳元の記事↓パート1はこちら↓===================== イ: 「Lesson」シリーズはどれぐらいの数カットしたか覚えてる? S: いつもホワイトレ…

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Steinskiインタビュー 1/3

今回はSteinskiのインタビューを翻訳しました。翻訳元の記事↓それではいきましょう。=====================イ: あなたが真剣にレコードをディグし始…

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3年前
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Sly DunbarインタビューPart2(2017)

レゲエドラマーSly Dunbarのインタビューを訳しました。翻訳元のインタビュー↓ part1↓ https://note.com/kijihon/n/n7ee340b4e990 それではいきましょう。 〜〜〜〜…

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3年前
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Richard Davisインタビュー(1993)3/3

2/3はこちら↓翻訳元の記事↓~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~イ: だけど僕にはChicagoはNew yorkに行く準備にもってこいの場所のように映るよ。あなたが経験…

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3年前
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Richard Davisインタビュー(1993) 2/3

1/3はこちら↓翻訳元の記事↓ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~イ: Chicagoに長年君臨してたもう一人のベーシストであり、偉大なマスターであるIsrael C…

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3年前
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Richard Davisインタビュー(1993)1/3

今回はジャズベーシストのRichard Davisのインタビューを約しました。翻訳元の記事↓それではいきましょう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Richard Davis, ジャズ…

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3年前
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Larry Smithインタビュー(2006)

今回はプロデューサーのLarry Smithのインタビューを訳しました。翻訳元の記事↓ それではいきましょう。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 このインタビューは2006年1月…

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3年前
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REGGAE SHOP NATさんの指摘を受けて

今回はTwitterで2019年末から2020年3月までに私が翻訳してアップした「ジャマイカ音楽の歴史とアートワーク」がデタラメだという指摘をいただいたのでそれを検証していく記…

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3年前
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(再翻訳)ジャマイカ音楽アルバムカバー社会史

Thank for Dan Mayer翻訳元の記事↓ https://note.com/kijihon/n/ne3e0105cf994 これを翻訳し直しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ジャマイカ音楽のファン…

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3年前
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Lee Konitzインタビュー(1976)

今回はLee Konitzのインタビューを訳しました。翻訳元の記事↓それではいきましょう。==================イ: この町であなたに会えてうれしいよ、Lee…

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3年前
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DJ Kool Hercインタビュー(2018)後編

前編はこちら↓翻訳元の記事はこちら↓(前回から引き続き徒歩でゆかりの地を巡りながらのインタビューです) ==================KH: 場所が娯楽室からブ…

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3年前
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Vaporsヒップホップマガジン(1990)

翻訳元の記事↓

Mark James the 45 Kingは最も多作であり、現在ヒップホップ以外のメインストリームアーティストからも引っ張りだこのプロデューサーである。最近彼はヒップホップフィールド以外の様々なアーティストのリミックスをいくつか手掛けた。一聴するだけで彼とその他のDJたちの違いは識別できる。彼は削ぎ落したビートを好む。そのビートの足元にはファンキーホーンが飛び交っている。これは

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Charlie Parkerインタビュー(1954)

Charlie Parkerインタビュー(1954)

翻訳元の記事↓

Charlie Parkerが思う「あるべきサウンド」、誰がそのサウンドに向かっているのか、彼はその驚くべきチョップをどう手に入れたのかを語っている。

PD=Paul Desmond

JM=John McLellan

PD: レコードに演奏を吹き込む良いミュージャンはたくさんいるけど、あのアルトのスタイルは他と違うし、前例を見ないよね。当時あなたがやっていたジャズがその先1

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Leonard P. Howell~最初のラスタ(2014)

Leonard P. Howell~最初のラスタ(2014)

ラスタファリズムの成り立ち、コミュニティの話がまとめられていた記事があったので翻訳しました

Silgoville. St Catherine、1930年11月2日。アフリカはエチオピアではRas Tafari MakonnenはEmperor Haille Selassie Iの座に就いた。彼のサポーターはHaille SelassieこそがGodやJahの啓示だと信じている。彼の誕生はBibl

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Max Romeoインタビュー(2019)

Max Romeoインタビュー(2019)

55年のキャリアの間、レジェンドレゲエスターMax Romeoのたくさんのヒットソングは百万人規模のファンに楽しみを与え、様々なアーティストに影響を及ぼした。ラップの大御所Jay-Zは自身の曲「Lucifer」(2003)にてRomeoの「Chase the Devil」(1976)をサンプルしたのは有名な話である。

多くのリスペクトを集めているラジオ番組「Sounds of the Carib

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Steinskiインタビュー 3/3

Steinskiインタビュー 3/3

パート2はこちら↓翻訳元の記事↓

イ: あなたが「The Motercade」で経験したように、80年代からカットアンドペーストがアメリカよりもUKで受け入れられたと言うのが正しいのかもね。
「We'll Be Right Back(After This Word)」でマイナーヒットを記録したよね。そのことは語りたくないんだけど...

S: 文化的な違いがあるんだよ。歴史的にもジャズはアメリカ

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Steinskiインタビュー 2/3

Steinskiインタビュー 2/3

翻訳元の記事↓パート1はこちら↓=====================

イ: 「Lesson」シリーズはどれぐらいの数カットしたか覚えてる?

S: いつもホワイトレーベル、プロモコピーだったよ。キチンと売る用なんかじゃなかった。Douglasとおれはそれぞれの仕事があったからそんな風のことは考えてなかったよ。サブカルチャーに精通してなかったんだよ。
店で売られていたBig Appleミック

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Steinskiインタビュー 1/3

Steinskiインタビュー 1/3

今回はSteinskiのインタビューを翻訳しました。翻訳元の記事↓それではいきましょう。=====================イ: あなたが真剣にレコードをディグし始めたのはいつ?

S: おれが最初に有り余るほどの収入を得ることができた仕事は広告のコピーライターだった。そっから泣く泣くレコード屋を通り過ぎるんじゃなくて、本腰入れてレコードを買うことができるようになったんだ!
そのころNew

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Sly DunbarインタビューPart2(2017)

Sly DunbarインタビューPart2(2017)


レゲエドラマーSly Dunbarのインタビューを訳しました。翻訳元のインタビュー↓
part1↓

https://note.com/kijihon/n/n7ee340b4e990

それではいきましょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Part2ではRobbieがどのようにプロデュースを始めたのか。デジタルリズムのアドバンテージ、アフリカが「Murder She Wrote」に与えた影響

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Richard Davisインタビュー(1993)3/3

Richard Davisインタビュー(1993)3/3

2/3はこちら↓翻訳元の記事↓~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~イ: だけど僕にはChicagoはNew yorkに行く準備にもってこいの場所のように映るよ。あなたが経験したすべてのことはそうだと思う。ミュージシャンがChicagoに来た時、あなたは一緒に共演した... 

RD: 正しい!その通りだよ。Chicagoでおれが経験したことは間違いなくそう。おれにたくさんのことを教えてくれた

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Richard Davisインタビュー(1993) 2/3

Richard Davisインタビュー(1993) 2/3

1/3はこちら↓翻訳元の記事↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~イ: Chicagoに長年君臨してたもう一人のベーシストであり、偉大なマスターであるIsrael Crosbyもいるね。

RD: 普段聴いていた素晴らしいベースプレイヤーがたくさんいた。Eddie Calhounみたいな。Eddie Calhounはおれに曲とは何たるかと言うことを見せてくれた最初の人間だ。ブリッジや

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Richard Davisインタビュー(1993)1/3

Richard Davisインタビュー(1993)1/3

今回はジャズベーシストのRichard Davisのインタビューを約しました。翻訳元の記事↓それではいきましょう。

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Richard Davis, ジャズ界のコントラバスの名手のひとりだ。今日87歳の誕生日を迎えた。
私は1993年にWKCRでこの巨匠を接待する特権を得た。その模様は以下に掲載してある。私たちの時間がもっとあれば、と思うばかりだ。
もしもっと時間が

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Larry Smithインタビュー(2006)

Larry Smithインタビュー(2006)

今回はプロデューサーのLarry Smithのインタビューを訳しました。翻訳元の記事↓
それではいきましょう。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このインタビューは2006年1月に2日間にわたって敢行された。2007年11月にLarry Smithが最初の脳卒中を発症する約2年前である。我々がカバーしたトピックスは広範囲に及び、私はこの記事の目的であるカタログに彼の言葉を載せることを試みた。もし必要

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REGGAE SHOP NATさんの指摘を受けて

REGGAE SHOP NATさんの指摘を受けて

今回はTwitterで2019年末から2020年3月までに私が翻訳してアップした「ジャマイカ音楽の歴史とアートワーク」がデタラメだという指摘をいただいたのでそれを検証していく記事になります。

今回問題になった翻訳↓

翻訳元の記事は↓

再翻訳した記事↓

指摘してくださった方はレゲエレコードを販売するREGGAE SHOP NATさんです。

まず最初にIN da LIBRARYのTwitte

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(再翻訳)ジャマイカ音楽アルバムカバー社会史

(再翻訳)ジャマイカ音楽アルバムカバー社会史

Thank for Dan Mayer翻訳元の記事↓
https://note.com/kijihon/n/ne3e0105cf994

これを翻訳し直しました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ジャマイカ音楽のファンではない人が想像するジャマイカ音楽の画は、おそらくBim Sherman「Exploitation」のようなカバーである。

使い倒されたラスタファリアンカラー、ドレッドの男たち、

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Lee Konitzインタビュー(1976)

Lee Konitzインタビュー(1976)

今回はLee Konitzのインタビューを訳しました。翻訳元の記事↓それではいきましょう。==================イ: この町であなたに会えてうれしいよ、Lee。最近何をやってるのか、これからの活動を教えて欲しい。

LK: 11月10日からずっとここにいるよ。Ronnie's clubで三週間演奏してるんだ。それが終わったらLondonからツアーさ。この町には3か月滞在してる。ここか

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DJ Kool Hercインタビュー(2018)後編

DJ Kool Hercインタビュー(2018)後編

前編はこちら↓翻訳元の記事はこちら↓(前回から引き続き徒歩でゆかりの地を巡りながらのインタビューです)
==================KH: 場所が娯楽室からブロックパーティーになって、おれらはもう娯楽室に戻れなかった。Twilight Zoneっていう場所を見つけたんだ。この場所がおれが最初にマスに認知された場所。娯楽室から外に飛び出したのさ。TremontとBurnsideの間にあるJe

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