Hikari Tanaka

Bricoleur / Homo Fermentum デンマークの手芸学校留学中に訪れ…

Hikari Tanaka

Bricoleur / Homo Fermentum デンマークの手芸学校留学中に訪れたエストニアに魅せられ2022年夏より移住。 現在TallinnのFotografiskaに在籍しつつ、個人でBREWCOLLAGE OÜを立ち上げ、発酵・金継ぎ等日本の伝統文化も発信中。

最近の記事

エストニア移住に向けて 冬の金継ぎの旅

まだ落ち着かない状況下ではありますが、この度2021年末〜2022年1月半ばにかけて2週間ほどエストニアを訪れていました。状況が落ち着いてから・・・という考えもあるかと思いますが、30代前半も過ぎつつ私自身にとっては不要不急ではない私の人生。半年ほど前の2021年6月頃に「いつか住んでみたい」と思っていたエストニアに1年後の2022年夏を目処に長期ビザを取得して住む目標を立て、そこから逆算して諸々決断や調整を重ね少しずつ準備し、今回は長期移住前の準備的な意味合いも込めて行って

    • あっという間に師走。今のところ変わらず年末にエストニア渡航予定だが、11月に一度帰国時の2週間隔離等の規制が緩まった矢先、オミクロン株の出現によりまた規制も厳しくなり状況も刻々と変化している。自身で日々情報を確認しつつ、どうなっても大丈夫なようにできる限りの準備や対策を。

      • エストニアの伝統手工芸を学びに〜Craft Camp in Estonia 2018 @Olustvere(後編)

        前編はこちら CraftCamp中のスケジュールは、2daysのクラス2日間、1dayのクラス×2日間、フィールドトリップ1日、そして初日のオリエンテーションと最終日のエキシビジョン。その他任意参加で、夜に希望者で集まってお酒など飲みながらそれぞれ好きな手芸をする交流の時間や、エストニアの手工芸や歴史文化を紹介するプレゼンテーションの時間、クラフトフェア、映画上映会などのレクリエーション、最終日の前夜にはマナーハウスでの食事会や現地ミュージシャンによる演奏など、クラフトに留

        • エストニアの伝統手工芸を学びに〜Craft Camp in Estonia 2018 @Olustvere(前編)

          エストニアやその土地に根付く手工芸に興味をもつようになったきっかけはまた別機会にするとして、もう3年前!の2018年に参加したCraft Campの話を。 Craft Camp(以後CC)とは、エストニアのViljandiという都市にあるViljandi Culture Academyが年に一度夏に開催する、エストニアの伝統的な手工芸を体験し学ぶことができる1週間のサマーコース。(2020/2021年は開催見送りに・・・来年こそは!)2016年にデンマークのSkals手芸学

        エストニア移住に向けて 冬の金継ぎの旅

        • あっという間に師走。今のところ変わらず年末にエストニア渡航予定だが、11月に一度帰国時の2週間隔離等の規制が緩まった矢先、オミクロン株の出現によりまた規制も厳しくなり状況も刻々と変化している。自身で日々情報を確認しつつ、どうなっても大丈夫なようにできる限りの準備や対策を。

        • エストニアの伝統手工芸を学びに〜Craft Camp in Estonia 2018 @Olustvere(後編)

        • エストニアの伝統手工芸を学びに〜Craft Camp in Estonia 2018 @Olustvere(前編)

          日々刻々と情報が更新されており、現在エストニアは日本を安全国リストから除外し、原則エストニアへの不要不急の渡航は禁止に。入国が必要な場合、PPA(エストニア警察及び国境警備局)に特別入国許可を申請とのこと。私にとっては不要不急ではない渡航・・・ひとまず問い合わせてみよう。

          日々刻々と情報が更新されており、現在エストニアは日本を安全国リストから除外し、原則エストニアへの不要不急の渡航は禁止に。入国が必要な場合、PPA(エストニア警察及び国境警備局)に特別入国許可を申請とのこと。私にとっては不要不急ではない渡航・・・ひとまず問い合わせてみよう。

          先日e-Residencyの申請が受領されタリン行きの計画を立て始めた矢先、EUが日本からの渡航を再び制限することを決めたニュースが。。実際の条件は各国により、現状エストニアは今まで通り検査やワクチン接種の証明があれば渡航できる模様。この先まだ未知だけど、どうか行けますように。

          先日e-Residencyの申請が受領されタリン行きの計画を立て始めた矢先、EUが日本からの渡航を再び制限することを決めたニュースが。。実際の条件は各国により、現状エストニアは今まで通り検査やワクチン接種の証明があれば渡航できる模様。この先まだ未知だけど、どうか行けますように。

          e-Residency進捗

          続く東京の蒸し暑さに萎びそうになった8月末を通り過ぎ、今度は一気に肌寒くいつまでも続く雨に少し嫌気も差したりしている9月初旬。毎年、夏至を過ぎた頃から日の長さが徐々に短くなり冬へ向かいつつあることを意識しはじめると、もうあっという間に年末だなと感じる。周りの人たちにそう話すとまだ早すぎると言われるけれど。夏は植物たちも毎日日々刻々と変化し、庭仕事(職場の)も忙しくあっという間に過ぎていった。 前回書いたe-Residency申請の後、8月中旬頃までエストニア大使館のHPを時

          e-Residency進捗

          コロナ禍の e-Residency 申請に向けて

          自分の中にある想いを少しずつでも言葉にしていると、実現に向けて動き出す。 わたしは2016年に初めてエストニアを訪れた時、直感的に「ここに住んでみたい!」と感じて、それ以来何度かエストニアを訪れ数週間程度滞在してきました。Craft Campというエストニアの伝統手工芸を学べるサマーコースに参加したり、Workawayという労働と滞在等のexchange・文化交流のシステムを利用して現地のオーガニック農園やエコホステルの手伝いをしながら滞在したり。 エストニアの首都のTa

          コロナ禍の e-Residency 申請に向けて

          アスパラガスのこと

          アスパラガスは伸びるとふさふさしてきて(葉っぱかと思っていたら極端に細かく分枝した茎でした)背が高く細い木のようになる。和名は和蘭陀雉隠(オランダキジカクシ)、江戸時代に観賞用としてオランダから輸入され、雉が隠れるほど葉が生い茂るからこの名がついたそう。 現在働いているレストランの庭にこのアスパラガスがもりもりと生えていて料理にも使われるのだが、店内の植物装飾係のわたしはこのアスパラガスをよく店内に生けている。 黄色く可愛い小さな花が咲き、この後赤い実をつけるはず。 ま

          アスパラガスのこと

          prologue

          今年2021年頭にやんわりと思い描いていた目標のひとつ、音楽を再び生活に取り込むこと。 音楽と言っても幅広いですが、今回は楽器を奏でること。その楽器は、フィドル(バイオリン)。 これまで個人的にやってきている刺繍や金継ぎなどの手仕事もそうですが、頭で考えたり目で情報を追って知識を取り込んだりすることばかりでなく五感を実際に使うことで拓いてくる新たな感性・感覚や出会えるインスピレーション、気づきや喜び。何かを新たに始めるにはエネルギーも時間も(時にはお金や人の力なども)必要