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人を愉しませる、ハッとする色づかい

2023年のわたしのチャレンジは、ユーモアと色彩。

そう決めた、1月末の今。

これまで苦手としてきた分野だったけれど、「現状の突破口」はここしかないと思えている。

放っておいてもついつい滲み出てしまう「真面目」はそのまま置いておいて、表向きの「見た目」「感触」の部分には「ユーモアと色彩」を。

年始から今までの4週間。
予定して会う人が居る場合、「新調した、よそゆきのコート」を「やりすぎ」のように着ていくことにしている。

わたしの2023年の意気込みを、昨秋購入のコートに託したこと、それを十分自覚しながらのあえての行動。

皆さん、お会いするたびに「いい色ね」とおっしゃる。
(本音を暗喩した)社交辞令も含まれるかもしれないし、純粋に本音かもしれない。どっちにしても、言われた方は気分が良い。

ファッション(外見)に気遣うのは、それを目にする「他人」のため、と認識してから、非常に意識するようになった服の色彩。

一方、つい弱気になりがちな己を鼓舞する「戦闘服」という意味合いもまたあるのも、自覚した。強気に強気に、相手に有無を言わさずに、弱気な己に有無をいわせずに「勢いを発現する彩り」。

今年は、料理人が作ってきた食べられる「色彩」を、余分な力がフワッと抜けるような「ユーモア」を傍らにして、皆さんにお届けしたい。

しかめっ面はしないで、小難しい話は訊かれればいくらでも話そう、ということで、今年の大方針が決まった。

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