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柿の種の中の、昆布チップスだけ売ってくれる店の夢

私と友人は、畳の部屋でごろごろしています。
どうやら旅館に泊まっているようです。
部屋に面した道路から向かいを見ると、小さなお店が看板を出していました。
「柿の種の中の、昆布チップスだけ売ります」
めちゃくちゃマニアックなツボを突かれました(笑)
よく考えたら柿の種に入っているのはピーナッツですし。でも、夢の中では昆布チップスだと思い込んでいたのです。
「買いに行こうよ!」
友人に言おうとすると、スマホゲームに夢中でした。
じゃあいいか、と一人で出かけました。
お店は無人で、呼び鈴を鳴らすと誰か出てきてくれるようです。
昆布チップスはなく、色とりどりの細切り唐辛子やスパイスが並べられていてキレイです。
目立つガラスケースの中には、スノーボールのような置物が数点ありました。
ペンギンの親子や、蜘蛛や昆虫などがびっくりするほど精巧に、緻密に造られています。
球体ではなく四角い透明な入れ物には水が満たされており、まるで呼吸しているかのように動いて見えるのでした、
手を触れないでください、との注意書きがありました。
それはそうだよね、と納得しました。
でも、手作りなんだ。すごいなぁ。
自分の好きなものだけでこだわりのお店を開いて、興味のある人だけに売るというスタイルはいいなあ。
そう思ったところで目が覚めました。

さて、夢の解釈は?
まるで生きているようにイキイキした、精巧な作品を作りたい。
多くの人には受けなくても、わかってくれる人だけにひっそり見てもらえばいい。
そういうことなのかな、と解釈しました。
誰もいない、生き物めいた置物とスパイスだけのお店…当初目的の昆布チップスのことを忘れるぐらい、キレイでした(笑)






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