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ウエイトトレーニングはハムを肉る?

当院では太くて硬い筋肉は野球やテニス、サッカーなど腕や足を加速するスイング系スポーツには適してないと考えている。

筋肉はねじりながら全身を連動させて動いている。そのためには複数の筋肉と複数の関節が連動し、柔らかく複雑な動きをしなくてはいけない。

対してウエイトトレーニングでは一つの筋肉と一つの関節を固定して、常に筋肉に力を入れながら体を動かす。

ウエイトトレーニングを過度に行った場合、体の柔軟性はなくなり、肩甲骨や股関節の可動域は極端に狭まる。そんな状態でランニングを行えば、このように簡単に肉離れを起こしてしまう。

ちなみにこの動画で太ももの裏を押さえているが、太ももの裏はハムストリングという股関節と膝関節の複数の関節をまたいでいる筋肉は非常に肉離れを起こしやすい筋肉。

陸上競技界では「ハムを肉る(にくる)」と言われて非常にメジャーな怪我の一つである。

当院では、このハムストリングやふくらはぎを緩めることを非常に得意としております。先日、フルマラソンを完走して膝を痛めた患者さんを治療したが、ハムストリングやふくらはぎ、太もも、すねの筋肉を緩めるとまるでマラソン前のように足が軽いと言ってもらえた。筋肉は鍛えるのではなく、緩めることでパフォーマンスも上がり、怪我も防ぐことができる。

ということで、当院の治療に興味のある方はこちらまで。

Kiichiro Sports Fascia Massage NYC

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