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2024年4月の振り返り

小説

小説は安定の妄コン参加から。

『僕らはみんなひいている』は、私のお決まりのパターンになりましたね。男主人公と、少しファンタジーな要素を持った女の子との交流というパターン。
「お花見」というお題が出た時に「花見が終わった後の時間にしよう」と思いました。そこから「清掃ボランティアで女の子と出会う」という序盤に行き着きます。
ちょうどプロットを練っていた時に「近親相姦のよって産まれた子供の遺伝子的リスク」についての話を耳にします。そこで「人間を滅ぼすウイルスを神様が撒こうとしている」というネタが生まれます。あとはそれを桜にかけただけ。
いつもの私なので、そんなに筆を詰まらせずに書けましたね。
タイトルの「ひいている」は「(神様の作った血を)引いている」と「(桜が人間の心を)惹いている」のダブルミーニングです。こういう遊びができるのが日本語の面白さ。

『六年三組四月一日の事件』は、「エイプリルフール」というお題で書いたものです。
「1人ひとりの嘘は小さなものなんだけど、それが連鎖していく」という構造は最初から決めていました。
小さな嘘であることに説得力を出すために舞台を小学校にしました。
シリアスになりすぎないようにしましたね。最後にちょっと推理要素を入れてみたのもあって、児童文庫っぽい雰囲気になったかな? 推理といっても、ネームドキャラで嘘の内容が書かれてないのは、探偵役の大和と、あと一人なわけで、バレバレなんですけど。ここで日神選手が出てきたらクソ小説確定じゃないですか。超展開ってレベルじゃない。
まあ、前の3作が暗い表紙になっちゃったので、明るい表紙にできる作風にしようっていうのは正直ありました(笑)

『りゅうみか♡らぶらぶ♡ちゃんねる』は……タイトル書くのも勇気がいりますね、これ。
「引越し」というお題が出た時に、色々アイデアは浮かびました。でも、これは違う、これも違うと消していって、最後に残ったのがこれ。考えすぎて頭がおかしくなったか、と思われるタイトルですね。
引越しの時に爆弾を残していく、という構図にしたくて、「カップル配信者に復讐する」というログラインになりました。
生放送ができる人って尊敬します。予想外のトラブルに対応する能力ゼロですもん、私。

ゲーム

ゲーム関係では、『精神仕掛けの浪漫劇』の再公開ですね。おおきいのは。
正直、今見ると稚拙すぎてのたうち回りたい部分も多いんですけど。テキストで引っかかる部分も多いし、キャラ絵はひっどい。平面的なのよ、塗りも線画も。単調なブラシ塗りだった時代ですもんね……
それから色々な不具合は放置されていたし、装備保存や状態確認コマンドがないのも、もうね……ヒクツになるわけではないですが、過去の拙い部分には向き合わないと成長できないので。反省と自虐は違うのです。
まあ、それだけ成長したってことで…当時の自分の全力ではありますから。
『フリゲ一期一絵祭』関係を通して、皆様から勇気をいただいた気がします。このご恩は、お祭りの成功という形でお返しできるよう、運営を全力で頑張りますね!

「おっ、過去作の修正する余裕があるのか。それならとっくに、新作のシナリオは終わったんだろう? 先月の目標だった」
「……閣下ー……」「それがー……」「8人のシナリオのうち、GOを出せたのは一人もいなくてー……」「8人クリア後の収束編、完結編にいたってはほぼ白紙でー……」
「……短編は妄コンで鍛えてるから、短編×8なら案外余裕でいけるだろ、とか考えていたあっぽんたんは、ここに残れ」

あっとわっぎゃせえええええい!
(閣下のお怒りは省略)

正直な進捗を出しておきましょう。
ニチアサ…5%
アニマル系チート…15%
ミステリ…25%
昼ドラ…25%
インスタント鬱…35%
児童文庫…40%
男の義務教育…20%
女性向けライト文芸…5%
一部のジャンル名がひどい? ネタバレ回避しようとしたらこうなったんです。

本作は、8人の各キャラのストーリー同士が干渉し合うんですよ。
オクトラは基本的に各キャラの物語が独立してるじゃないですか。最後に一本の線にはなるものの、じゃあ、オズバルド編をプレイしてなかったらキャスティ編を理解できないかといったら、そんなことはなかったでしょ。
ですが本作は、キャラの個別シナリオ同士が干渉します。オクトラで例えるなら、テメノス編で起きる教皇殺害事件の犯人の伏線が、ヒカリ編で出てくるみたいな。
ヒカリ編で伏線を出す前にテメノス編最終章まで行かれたら困りますね。だから攻略順にある程度の制限を設けます。その代わりに、オクトラよりもキャラ同士の関わりが深くなります。オクトラは基本的に、そのシナリオのキャラ以外は喋りませんでしたが、本作はバンバン干渉してきます。ソローネ編で命を賭けた遊びをする輩に、パルテティオが「俺の故郷で何してんだーーー!!!」って突撃します。さっきから例えがオクトラばっかだ。

で、キャラ同士のシナリオが干渉しあうということは、シナリオの進行もある程度横並びになるってことです。筆の進むシナリオから先に書き上げてしまおう! ってことはできない。
あるキャラと関わりのある人物が、別のキャラのシナリオのボスとして出てきたりします。「え、お前ここで出てくんの?」ってなるでしょう。マティアスがハンイット編のボスとして登場して、デーテーデーテーテテーテーテテテテン! って旅路の果てに立ちはだかる者が流れるみたいなイメージ。
つまりシナリオは進んでないってことです。

5月の目標

小説の目標は妄コン皆勤です。
そして、野いちごジュニア小説賞に向けた作品の初稿を仕上げる。完成までいかなくとも、7割は書きたい。プロットはほぼ組み上がっているので、あとはひたすら書くのみ。
余裕があれば、執筆応援コンテストに、大正浪漫妖退治バディものを出したい。まだ構想段階ですけど。

一番は、フリゲ一期一絵祭の全力運営ですね!
私のプレイ技術とお絵描き速度との戦い。来月はゲ制はお休みくらいの勢いです。
そして、一人でも多くの方に、参加作品をプレイしていただきたい! あわよくば感想とかイラストとか呟いて欲しい!
全員が「参加してよかった」と思えるお祭りを目指して頑張るぞー!

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