世界は不景気に向かっている

そういう時期もあるでしょう。
不景気だから好景気がある。
そしてNISA制度が変更2024年に変更になるそうです。

すでに記事が出ていますが、最もわかりやすかったのがこちら。
大人気たぱぞう先生の記事です。すごい。

新NISAとは。新NISAつみたて投資枠、成長投資枠と旧NISAの徹底比較 - たぱぞうの米国株投資 (americakabu.com)

これってちょうど良いタイミングじゃあーりませんか?

おそらくですが、来年2023年は米国がリセッション入りするとみられています。
1年以内の米リセッション、確率は100%-ブルームバーグ予測モデル - Bloomberg

米国のリセッションと株価についての私の理解は以下です。
① 金利上がる(逆金融相場・現在)
②-1 企業の短期資金借り入れが少なくなる(利子が高くなる)
②-2 住宅ローン、クレジット債務が大きくなる(徐々に消費下がる)、サラリーの伸びが鈍化する
③ 財布のひもが固くなる
④-1 モノやサービスが売れなくなり企業業績悪化する(逆業績相場)
④-2 企業が人件費を削減しはじめる
⑤ リセッション入り(2023年後半?)
⑥ さらに財布のひもが固くなる
⑦-1 企業業績さらに悪化
⑦-2 株価底打ち
⑧ 金利下がりだす(2024年前半?)
⑨ 株価反転
⑩ リセッション終了(2025年~2026年?)

まだ②-1から②-2のさわりまでしか進んでいませんし、必ずしも順番どおりでなく他の項目も同時多発的に起こり得ますよね。
でももしですよ、⑦-2や⑧が2024年付近なら。
NISAを始める人にはものすごーいボーナスステージから投資の世界に入れない?
しかも金利が下がっていれば、円高へシフトしていく(2022年比)し、ということはドル建てを買うには今よりも良くない?
・・・・もちろん世界は予測不能なことであふれているので、そうならない可能性も十分にあります。
株価の底が深ければ深いほど、初めて参加する人たちに「こんな株価って低いんだ、もっと下がりそう。株って胡散臭いな」と思われてしまうこともあるかもしれません。
昔の私もそう思ってました。

ただ、ロジックを組み立て検証することが大切だと大尊敬する田中泰輔先生もおっしゃってますし、考えれば考えるほど世界に対する理解が深まって、
それらは人生を豊かにしてくれると思います。

現在、ネット上の米国株に対する意見は次の二つのように思います。

A:現在、S&P500は2022年初来から25%も下落し、インフレも明らかに沈静化しつつある。
来年は金利上昇が止まりインフレはさらに収まり、今が株価の底値付近である。ここから(時間分散で)米国株を買いに行こう!

B:まだ底打ちには早いんちゃうん?インフレ収まってきたとはいえ、失業率はひっくい(=企業が良い給料で人を雇おうとする)やん?
ってことは、まだまだ企業も市場も金がだぶついとる。こら金利下がらんわ。
ほな株価はまだ下がるやろから積極的に買うんはちょい待ちちゃうん?

私はどちらかというと意見Bです。
あれだけ強烈に株価が上がったのに、たった25%の下げで済むのはちょっと楽観的すぎない?
しかしAである可能性も捨てきれない。

そこで積み立てNISAは継続し、そのほかにやっていた全世界投信とS&P500をいったん停止しています。
投資はくれぐれも自己判断でお願いいたします。
そして、30年くらい積み立て投資するなら、今年から始めようが来年から始めようがそんな変わらんような気もしています。

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