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「楽観は忘れた頃にやってくる」

「楽観は忘れた頃にやってくる」
こう思うこと。

忘れるほど、無我夢中になって
仕事に向き合ってこそ、
楽しみがやってくるのではないか?

必死で頑張って、仕事に取り組んでいる最中に、
楽観視などできるはずがないではないか?

心に隙をつくろうものなら、
たちまちポキっと折れてしまう。

だからこそ、その苦労を乗り越えたときには、
それを忘れてしまうほどに「楽しかった」と、
心から言えるのだ。

その「楽しかった」こそが、
次の課題へチャレンジするパワーを与えてくれる。

そうして繰り返される「楽しかった」
という感情と共に、
パフォーマンスが向上していくのである。

ステージを次々と上げていく
難易度の高いゲーム感覚で、
予測不能なトラップを攻略すればするほど
楽しくなるのが、本当の仕事なのだ。

にもかかわらず、
仕事そのものに『この世の楽園』を探し出そうとして、
迷走しているビジネスパーソンが実に多い。

仕事の中に楽しさ、楽しみを見出そうと
勘違いしてしまう。

いつまでも「本当の楽しさ」が見つからないのは
当たり前だ。

自分の仕事が楽しくないのはなぜか。
ようやく、理由がはっきりしたのではないだろうか。

本物の楽観主義とは、
現状のポジションに満足し、
最低限の仕事で楽をすることではない。

最大限の仕事を、「楽しかった」と言えるそのときまで、
精一杯「四苦八苦」することだ。

ここに、答えはあるような気がする。

その仕事の中に、
楽しくなれる何かを見つけ続けることなのである。

何度も何度も、トライして、また、
トライする。

失敗しても失敗しても・・・

「楽観は忘れた頃にやってくる」と思えるだけで、
楽しくなれるのではないだろうか。

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