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「執着しないこと」に執着しているらしい

友人とおしゃべり中に

「私ってあまり何にも
 執着が無いんだよねえ」

と、こだわりみたいなものが
希薄であることについて話していたら

「それは【執着しない】ことに
 執着しているんじゃない?」

と的確なツッコミをいただいた。



ほんと、なんか全般的に
執着が無い方だと思う。

好きな食べ物、音楽、人、場所、、
「絶対に手元に置いておきたい」
と思うものがない。
もちろん嫌いなわけではない。


結構危ないのが、
「生きること」への執着もさほどないこと。
生きたいとも死にたいとも思っていない。

「生」と「死」の世界は隣り合っていて
自分はたまたま「生」の世界側に
ラインギリギリで立っているような
そんなイメージがずっとある。

という話を友人にしたら
「……????」という反応をされたが()


これに対する明確な解があって
この記事を書いているわけではないのだけど

私は何か大切なものを失うのが怖いのかな?
だから執着しないようにしたいと
思っているのかな。

この辺はゆっくり考えてみたい。
(じゃないといつかふと死を選んでしまいそう)


ちなみに仏教では
「執着(しゅうじゃく)」は
苦しみを生む原因であるとされていて
執着を捨てることで、苦の解消を図る…らしい。


「苦しくなりたくない」とムキになって
苦しんでいる、という状況かもしれない。

本末転倒気味かもしれない。


そんなことをふと考えた
新年のお休み期間でした。



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