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推しの良さを言語化してみた その1 山下美月編

昨年はドラマ「電影少女-VIDEO GIRL MAI」で主演を務め、今年1月には写真集「忘れられない人」を発売し、9月に公開予定の映画「映像研には手を出すな」では水崎ツバメ役を務めるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けている山下美月さん。そんな彼女は僕の1番の推しです。

以前、「推しの山下さんはどういう所がいいの?」と聞かれた時に僕ははっきりと彼女のいい所を伝えることが出来ませんでした。オタクとして明らかに恥ずべきことであります。そこで今回は彼女の魅力を改めてひとつずつ掘り下げていこうと思います。

①お顔が天才!

可愛すぎませんか!!!!!!!!
そもそも僕が乃木坂を好きになったきっかけは山下さんへの一目惚れでした。オーディション時から「強すぎるから抑えるように」と言われたという目力。サラッサラの髪。最近より見えるようになってきたえくぼ。お手本のような形の唇。全てが完璧すぎます。

そして彼女の美貌があればどんな髪型や衣装も完璧に似合わせてみせます。

ショートカットにしても。

お医者さんになっても。

水崎ツバメになっても。

サンタさんになっても。

キリがないのでこれくらいにしておきます。

彼女が専属モデルを務める雑誌「CanCan」2020年3月号では、彼女の顔は「女のコのなりたい顔」として紹介され、その特徴として「やわらかそうなちゅるちゅるリップ」や「内側から輝いているすべすべ白肌」などが挙げられていることからも、彼女の顔が高い評価を得ていることがわかる。すっぴんについても、メンバーの向井葉月に「すっぴんなのにこの完成度。神レベルのかわいさです!」(講談社「乃木撮VOL.2」)と評されている。これからの彼女がどんな表情を見せてくれるのか注目だ。

②アイドルとしてのスペックの高さ

アイドルは大変な仕事だ。歌と踊りだけでなく、バラエティー番組のタレントやモデル、女優など様々な仕事をこなさなければならないし、乃木坂46のような「国民的アイドル」であるとそれぞれの現場でハイレベルなパフォーマンスが要求される。しかし彼女はその全てで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。

・歌って踊るアイドルとして

まずはこの舞台上での輝きです。是非ライブ映像や歌番組で見て欲しいのですが、この言葉にし難い「アイドル感」です。彼女の輝きを同期の久保史緒里さんは「どこにいても見つけられるんですよ。それはやましーにしかない輝き」(2018年「BRODY」10月号)と記している。これは恐らく努力ではどうにもならない、天賦の才能だろう。

写真集「忘れられない人」の巻末インタビューで彼女は理想のアイドル像について聞かれたとき、『「何をしてもかわいい」とか「自然体で素のときさえかわいい」とか「もっとふわふわした人間になりたい」とか。今もそう思っています』と語っているが、その点に関しては本人の思っている以上に、こちら側は「いや、十分すぎるくらいあなたの理想になれていますよ」と言いたいところだ。

・バラエティー番組のタレントとして

個人的に、ここはもっと注目されていい部分だと思っている。バラエティー番組でフィーチャーされたときは必ずと言っていいほど、何かしらのパンチラインを残す。

このようなものが代表的だ。後述するが、彼女は価値観が少し変なので、それを上手い具合にさらけ出して笑いを誘っている。最近では「齋藤飛鳥さんいじり」キャラとしても定着しつつあり、さらなる活躍が見込める。

また、乃木坂46の冠番組だけでなく、単独でもバラエティー番組への出演を増やしてきている。本人もバラエティー好きを公言しているだけに、これからテレビで彼女を目にする機会がますます増えていくかもしれない。

・モデルとして

山下さんは2018年8月から雑誌「CanCan」の専属モデルを務めています。僕はあまりモデル業界に明るくないので細かな説明はできないが、単独表紙も複数回任されていることから彼女へのモデルとしての実力と期待が見て取れるだろう。素人目に見ても、モデルをする彼女は一段と輝いている。

このように。女の子を可愛く撮るプロが撮ったらこんなにかわいくなります。このような写真がたくさん供給されるだけでも大きな意味があります。

実際、モデルプレスの「2020ヒット予測」では、「なりたい顔」として女性人気が急上昇しているとして「女性アイドル部門」で選出された。また、「CanCan9月号」(2020)では、表紙の彼女が「理想の彼女感」と紹介されており、確実に「女の子の憧れ」への道を歩み始めている。

・女優として

2018年公開の映画「日日是好日」の出演を皮切りに映画・ドラマへの出演を重ねてきた山下さん。その後もドラマや映画、バラエティ番組の再現VTRなど様々な場面で様々な役を演じてきた。

彼女の女優としての魅力について、「電影少女」の五箇プロデューサーは「芯の強さ」と「女優としての気概」を挙げている。(参考: https://www.google.com/amp/s/mantan-web.jp/amp/article/20190602dog00m200011000c.html)また、「NOGIBINGO!9」内の再現ドラマで共演し、舞台など様々な分野で活躍する鳥居みゆきさんは、マフィア役を演じた山下さんに対し「すごく個性的でした。初めて見るパターン。全然強い言葉とか出してないけど怖かった」とコメントし、驚きつつも彼女の才能を評価している。(参考: https://www.google.com/amp/s/realsound.jp/2017/11/post-130543.html/amp)

演技をすることに対して彼女は、2019年1月期にBSテレ東で放送されたドラマ「神酒クリニックで乾杯を」以来、「作品をみんなで作ることが楽しくて、毎日現場に行くのが生きがいになって」と写真集「忘れられない人」の巻末インタビューで述べているように、とても前向きに考え、楽しんでいるようだ。これからの彼女がどんな役を演じていくのか、本当に楽しみだ。

③ストイックさ

山下さんのストイックさはファンの中では有名な話である。以前雑誌の企画で行われたメンバー間投票の「ストイックなメンバー」部門では生田絵梨花さんに次ぐ2位にランクインし、元メンバーの若月佑美さんは『「ここが勝負どころだから頑張れ」と言われたときに、全力で頑張れるタイプだと思う。』(「BRODY」2018年9月号)と評価している。1番近くで見ているメンバーがそう言っているのなら間違いないだろう。

また、握手会などでのファンへの「神対応」も有名で、俗に「山下プロ」とも呼ばれている。神対応の具体的な例については是非ググって見て欲しい。山ほど出てくるので。

そのくせ、彼女の凄いところは「努力している感」が全くないところだ。僕は2年ほど彼女の有料メールを購読しているのだが、自分が頑張っていることを全く報告してこない。それどころか、「今日は起きたら3時だった」など怠惰に見えるものばかり報告してくる。以前、明らかな過労が原因で活動休止をしたこともある彼女なりの気遣いなのかもしれないが、人知れず努力をする姿勢は間違いなく尊敬に値する。

その彼女のプロ意識の高さが、先に述べたようなあらゆる場面での高いパフォーマンスに繋がっているのだろう。

④ちょっと変

これまで述べたことはどちらかと言えば彼女が「完璧」であることを示すものだ。もちろん彼女が完璧な人間であることは言うまでもないのだが、彼女を「完璧」たらしめている理由がこの「ちょっと変」なところだ。

では、どこが「ちょっと変」なのだろうか。まずはこの画像を見て欲しい。

これは彼女の加入直後のインタビューの様子である。彼女は「ダンゴムシが嫌い」と答えており、その理由を説明している。はっきり言って訳がわからない。ダンゴムシがそんなこと思うわけねーだろ!!

有料のモバイルメールでは、彼女はしばしば支離滅裂な謎理論を展開している。面白いので是非購読して欲しい。

続いて、番組で激辛トッポギを食べた時のリアクションを見てもらいたい。

ご覧の通り、彼女は味覚がイカれている。この他にも、個人的にブートジョロキアソースという名前からして辛いソースを買ったり、塩ご飯に醤油を掛けて食べたりするなど味覚イカれエピソードは尽きることがない。今後もおそらく数多く出てくるだろう。この味覚のイカれが過労によるストレス原因のものでないことを祈る。

イカれているのは味覚だけではない。運動神経もなかなか壊滅的だ。今年6月に放送された「乃木坂46時間TV」内で3期生の運動能力の検証企画が開かれ、彼女は12人中11位であった。詳しくはAbemaTVのプレミアム会員に登録して見て欲しいのだが、明らかに運動神経は悪い。面白いので是非見て欲しい。

誤解を生まないように言うが、決して彼女をディスっているのではない。この変なところも彼女の大きな魅力である。この魅力があることでただでさえ100点満点のアイドルなのに、120点満点になるのである。

最後に
今まで山下美月さんの魅力を綴ってきたが、彼女の魅力はこれに留まらない。人間の本当の魅力は言語化できないものであるので、あとはどうぞお読みの皆さんに魅力を感じるだけ感じてほしい。

彼女は間違いなくこれからの乃木坂46を引っ張っていく存在になるし、アイドル活動のみならず映画やドラマ、バラエティでも多くの活躍を見せてくれることだろう。来年の今頃、5年後の今頃、山下さんはどんな人間になっていてどんな活躍をしているのだろうか。楽しみでしょうがない。

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