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【遊学】5月21日(メッヒャーニッヒ)

◯メッヒャーニッヒの野外博物館館

この日はメッヒャーニッヒにある野外博物館へ。ここはドイツ全土の昔ながらの家を保存して、その当時の暮らしぶりを覗き見たり体験したりできる場所になっている。言ってしまえばドイツ版江戸東京たてもの園といったところか。

てっきり昔ながらの家をいくつか作って置いているのかと思っていたが、それぞれ元々建っていたところから解体→運搬→再建という手間のかかる手順を踏んでいるそう。ドイツらしいなぁと。

主に学べるのはその当時の農民の人たちの暮らしぶり。生活動線についてはよく出来ているなぁと感心することもしばしばで、僕らの暮らしはこの知恵の蓄積の上に成り立っているのだとしみじみ思う。一方で寝床とかはどうしても少なく、一見2人用のベッドが4人用のベットだったりして驚くことも珍しくなかった。

冬の寒さ対策に壁で囲ったベッド。
なんだかドラえもんみたい
バターを作る撹拌機
夜間に危険のないよう覗き穴がついたトイレ。

また、暮らしの延長線として戦前のドイツの教室を復元したところで戦前に使われていた字を習う授業があったり、農業の閑散期に行っていた副産業を体験できるところも。

ほし草の籠を作る従業員(これは売り物になるそう)
老若男女が昔の設備で授業を受ける様子
立っているのが先生

この他にも当時の人たちが食べていたご飯が食べられたり、博物館内で採れたものを使って作るスイーツなども食べることができた。大きな公園もあり家族連れでも一人でも、それぞれの楽しみ方で一日楽しめる場所だった。

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