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【遊学】3月31日(ブリュッセル)

この日は、高校の頃の先生に繋げていただいたご縁で、高校の2つ上で半年以上世界を回っている先輩と彼に大学の後輩さん(こちらは僕と同じくらいの期間だが)と一緒にベルギーを見て回ることに。

◯とことん縁のないサン・ミッシェル大聖堂

僕の遅刻や待ち合わせ場所で少しの苦労の後、無事出会うことができた僕らは、情けなくも頼りになる先輩に付き従う形で歩き出した。最初に向かったのはサン・ミッシェル大聖堂だったが、14時から1時間は事情があって開けられないからまた来いと突き返された。
ここに戻ってきた18時ごろには、今度は今日はもう閉じるからまた明日来いと突き返された。

とことん縁のなかった大聖堂だが、翌日にルクセンブルクへと行く前にちゃんと中に入ることができた。

遂に入れたサン・ミッシェル大聖堂

◯グラン・プラスと色々な本店

続いて向かったのはグラン・プラス広場。世界遺産にも登録されているこの広場は、世界一美しい広場とも言われているそう。

市庁舎などが建ち並ぶ中、GODIVAやNEUHAUSなどの有名なチョコレート店の本店なども軒を連ねる。意外だったのは、本店の割に店舗が小さかったことや、(これは天気も関係してるかもだが)思ったほど客でごった返していなかったことである。

GODIVAの一番安いチョコを購入して、ワッフルを食べに行った。奢っていただきありがとうございます😭
やっぱり僕はリエージュのワッフルの方が好きなようです。

グラン・プラス広場

◯小便小僧、ブリュッセルの英雄の像

世界三大ガッカリ遺産などという不名誉な肩書を持つ小便小僧。僕の昔住んでいたシンガポールのシンボルマーライオンも同じ肩書きだったこともあり、少し不便に思っていた。

しかし、彼を見てみるとどうだろう。そんなこと全く気にしない様子で、堂々と止まらない放尿を続けている。この子は強い。
ベルギーの人々はこれに味を占め、小便少女と小便犬なんかも作ってしまったそうで、犬は見れなかったがこれらも面白かった。

像関連で、他にもブリュッセルの英雄の像も見てきた。触ると幸運が訪れると言われているその腕はみんなに触られすぎて表面が禿げている。僕もちゃんと撫でてきた。
(ヨーロッパの物価が下がりますように)

小便小僧
英雄像
(金色になっているところがハゲているところ)

◯芸術の丘、工事中のブリュッセル王宮

悪天候でも僕らはズンズン進む。博物館や美術館が集まる芸術の丘はその景色で有名だが、雨の中じゃそこまでの感動も生まれなかった。もちろんすごいのだが、やっぱり晴れていてほしいものである。

ブリュッセル王宮に至っては工事中につき臨時休業なうえ、外壁の一部が工事されていた。コロナで観光がストップしている間にどこも工事をしがちである。残念だったが、いつかのリベンジにとっておこう

芸術の丘

◯EU博物館

僕自身、言われるまですっかり忘れていたのだが、ブリュッセルにはEU本部がある。僕の頭には一体何が残っているんだろうか。すっからかんである。

EUの本部近くには無料で大人から子供までが楽しめるような博物館がある。コンテンツも豊富でじっくり見ていけば2、3時間は平気で潰れてしまいそうである。
中ではEUを中心に、それを取り巻く現代史が視覚的に学べるようになっている。

EU博物館にて、僕の心の叫び

◯夕食

夕食には3人でムール貝を食べた。ベルギーの物価は中々すさまじく、とてもじゃないが節約旅で外食なんぞ1人でできたものではない。とはいえ、ここまで来て本場のムール貝を堪能しないのも違う、、、
ということで安いムール貝屋さんを探してブシェ通りへ。ここは色々な海鮮料理屋が軒を連ね、幾つかムール貝を安く提供してくれる店もある。僕らは€15で食べれるよ、と言うキャッチのお兄さんについて行った。

中ではメニューをいくつか渡され、どれが€15のムール貝なのかが分かりづらい。不安もあったので店員さんを呼んで確認すると、ランチメニューと書かれたものがそれに当たるのだとか。時間的には完全にディナーだったがランチメニューから注文し、無事ムール貝を食べれた。
ちなみにGoogleマップのレビュー欄を後から見ると、確認不足のために€25請求された人も多数いたので、「安く食べられるよ」などといった美味しい誘いに乗る時はちゃんと確認を取るべきという教訓を得られた。

出汁の効いた汁まで美味しいムール貝

一緒にブリュッセルを回ってくれた御二方、繋いでくれた先生、どうもありがとうございました。
とっても楽しかったです。

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