【遊学】4月4日(ローマ)

今日から4日間、フランスを一緒に回った高校の同期と共にイタリア旅。集合はローマだ。元々は夕方集合だったがお互いそれぞれの事情により昼過ぎの集合に変更。
僕はフィレンツェ観光をしてからの予定だったが、半日じゃどこも行ける気がしなかったのでもういっそのこと同期と別れた後にフィレンツェに戻るという大胆なルート選択を取ることにした。
(電車の時間まで間があったからドゥオーモの中だけ見学したよ！)

それにしても、イタリア鉄道はユーレイルパス保持者でも直前の座席予約が可能なことが大変嬉しい。フランスでは利用よりもっと前に席の事前予約が必要だったため活躍の場が無かったが、イタリアでは大活躍だ。元を取るためにも、今後も頑張ってくれ。

◯感動？の再会、スペイン広場

約1週間ぶりの再会である。前回は間違いなく感動の再会だったが、今回は2人ともヨーロッパに慣れてきたのもあり集合がかなりスムーズだったためか、嬉しくはあるけど前回のようなこみ上げる喜びというのは少なかった。とはいえ、これからの旅路がワクワクする再会であることに間違いない。

近くのコンビニのようなところに荷物を預け、いざ行かん。まず最初にローマパスという2日間公共交通機関乗り放題+任意の観光施設1ヶ所の入場料が無料になるという魔法のようなチケットを求めてローマ駅近辺を練り歩く。しかし歩けど歩けど、人に聞いてもついぞその様なチケットに巡り会えなかった。昔売ってたという観光案内所が閉じてたのでもう売ってないのだろうか。仕方なく僕らは2日間の公共交通機関乗り放題券だけを買ってスペイン広場へ向かった。

道中、本場のマリトッツォを見つけ購入。日本で大流行した時期に2人ともマリトッツォを食べたことがなく、買って食べたはいいけど比較物がなく、「こんな感じかぁ」といった具合で感動も薄かった。
また、同期のジェラートへの情熱は尋常でなくローマで行くジェラート屋を既に3件決めており、駅に程近い場所にあるジェラート屋に入店。ここで僕は昨日のジェラートがアホほど高かったことを知った。

『ローマの休日』のデートの待ち合わせ場所になっていたこともあり、スペイン広場は大変な混雑だった。映画好きの同期としては外せない聖地巡礼であるが、僕はというと映画を観てないので綺麗な場所だなぁくらいにしか思えなかった。アメリに続いて見なきゃいけない映画がまた増えた。

スペイン広場

◯トレビの泉

スペイン広場を出た後はそのままトレビの泉へと向かった。「世界ふれあい街歩き」のローマ編でなぜか1番記憶に残っているのがトレビの泉だった。いつもテレビで見てた場所に自分が立っているというのは奇妙な体験で、もう何回目かになるが未だに慣れない。

人混みを掻き分けて泉の前まで行き、ちゃんと小銭を投げ入れてきました。こうすることでまたローマに戻って来れるようだったが、達成条件がフィレンツェのイノシシに比べて万人に開かれている分効力については少しばかり疑問が残る。要は信じる者にはまたチャンスが巡ってくるのであろう。黙って信じるあるまい。

トレビの泉

この後は、お土産屋さんに入ったり無料で入れそうなローマの観光施設はないか探したり行き当たりばったりに楽しんだ。最後に(入館できなかった)サンタンジェロ城の近くから、バチカンのサンピエトロ大聖堂が見えたがバチカンはまた別に行くからとこの日は見送った。

最後に雨に降られつつも、なんとか時間内に荷物を回収して宿へ向かう。今回の宿は教会そのものではなさそうだったが、教会が運営している宿で安くいい宿に泊まれた。

夕食は近くのピザで釜焼きのピザをお持ち帰りしたが、帰り道で冷めてしまったのは残念である。しかし、それでも大変美味しく2枚のピザは一瞬でなくなった。
お酒を飲んだりもしつつ、明日に向けて気持ち早めにベッドに入った。