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説明しないは時代遅れ人

この台詞をご存知でしょうか。

「お嬢さんそれは違う30年と30秒だ」

これはピカソが「この絵の値段は100万ドルです」と女性に伝えた時に「この小さな絵を描くのにあなたはたった30秒しかかかってないではありませんか」と返された際に言ったとされる台詞です。

今回この誰が考えたかわからない有名な台詞を紹介したのは、ピカソがブロックチェーンの概念に当てはまっているということを多くの人が納得している様が表れていたからです。

ピカソはたくさんの絵を描いて様々な手法を辿り自分が究極だと思える手法に行き着いています。その経験が信用になっています。
信用には人が集まり、ファンを生み、評価されています。
芸術の世界では集まった人をギャラリーやコレクターなどと言います。
評価されると信用が生まれ、ファンとの信頼関係が強まるでしょう。

ピカソが描いたアルジェの女たちは215億円で売れています。
美術館に並んでいる作品に値札がないように、こういった芸術作品は出来上がった時点で値段が明らかになる訳ではなくオークションのような場所で販売された時に値段が明らかになります。
オークションに参加をしている人たちは作品や作者について調べていたりします。

ピカソなどの世界的に有名な芸術家をインターネット上で調べると作品の考察よりも芸術家本人についてのストーリーが詳細に書かれていたりします。
芸術作品に高値がつくのは作者の物語に価値が付与されているからです。

TheMostEamousArtistが発行しているブロックチェーン証明書にはブロックチェーンという技術が使われており、それに刻まれたデータは改ざんも変更もできないし消すこともできないと言われています。

このように芸術と価値と信用はイコールになっていてピカソが過ごしていた時代から技術が進化し、ブロックチェーンなどのツールが出てきたこともあり、答え合わせの時代とも呼ばれている昨今です。

ピカソの物語は価値が高かったと、答え合わせされていたのです。

なので他人から質問された時に無視をしたり、真面目に答えようとせず流したり、相手に合わせた答え方や説明を心がけなかったりする人は、相手から答え合わせを求められているにも関わらずそれに協力をしないということになるので時代遅れ人と定義されてもおかしくないでしょう。

質問者に対してひたすら答えているだけの西村博之さんのYouTubeLiveが圧倒的な人気なのは納得がいくのではないでしょうか。

また、個人を追跡するサービスもいくつか始まっていることもあり、嘘がバレないと思って嘘をつく人は信用の大事さを理解しておらず今の技術を把握できていないという印象になる為、時代に乗ろうとしてないと思われるでしょう。

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