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JAPAN SPLASH 92の思い出

今日は「J」の日。
写真はネットから拾ってきたジャパンスプラッシュ92のポスターです。

今でこそ岡崎体育ガチ勢として、BASIN TECHNO偏愛の私ですが、中学生から高校生にかけてはバンドブームの洗礼を受け、その時好きだったバンドの影響によりレゲエに興味は移り、大学生から社会人初期の頃までは、ずっとレゲエを聴く日々でした。

友達の彼氏が働いているクラブに、ジャマイカの有名なレゲエバンドの人達が遊びに来た時には、ミーハーな私も誘ってもらい一緒に飲んだりもしていました。

マイヤーズラムをストレートで勧められて、なめる程度にしか飲めなかった記憶があります。

大学生の時の思い出のひとつに、親友と横須賀まで高速バスで出かけたJAPAN SPLASHというレゲエの大イベントがあります。

今でいうフェスです。

高速バスも、横須賀も、レゲエの屋外イベントも初めてのことだったので、まるで海外旅行に行くぐらいのテンションでした。

車窓から見た横須賀の町は、そこはかとない場末感と、異国情緒があって本当に海外旅行のような気持ちでした。

会場に着くと、ビーチか?と思うようないでたちの人達や、ビーチチェアで日焼けをしてる人などがいて、しかもみんなセーラムを吸っているのが、地元と違ってオシャレに見えた田舎者です(笑)

地元は金のマルボロが夜遊びのお伴で、メンソールと言えばサムタイムが主流でした。

地元で行われていた屋外のロックイベントとは、音楽のジャンルの違いもあってか、客層が全く異なりました。

ロックイベントでは、ガキがメインで大人は少なかったのと、ラバーソウルにロンT勢のなかに、ちらほら鋲を打った革を身にまとう、ケンシロウみたいな暑苦しい人達が混ざっている感じでした。

しかしJAPANS PLASHの会場には、やんちゃそうなオシャレな大人が沢山いました。

私たちも地元では浮きまくりの、精一杯イキった格好で出かけたのですが、横須賀の会場では全く目立たず、完璧にモブキャラと化していました。

しかし音楽が始まればそんなことは全く気にならず、ずっと踊りまくってとにかく楽しかった記憶しかありません。

あと、ずっと踊りながらビールを飲んでいたのに、汗をかくせいでトイレに全く行きたくならなかったという下らない記憶もありました。

この年の出演者がマジでスゴかった。調べてみたら、めちゃくちゃゴージャスです。
地元のクラブでマイヤーズラムを勧めてくれたのは、この中の誰かです。

グレゴリー・アイザックス

アルトン・エリス

ザ・タムリンズ

ココティー

ニンジャマン

タイガー

ブジュ・バントン

ベレス・ハモンド

アドミラル・ベイリー

マキシ・プリースト

ジャック・ラディックス

ルーテナント・スティッチー

トゥイギー

リトルハラダ

トリスタン・パーマー

アンディー

ナーキ

児玉和文

ね、このラインナップスゴくないですか?
踊り続けるしかなくないですか?

ただ、残念ながら帰りの電車の都合で最後まで観ることは出来ず、途中で会場をあとにせざるを得なかったのが心残りです。

親友と2人ヘロヘロに疲れ果てて、神奈川の私の伯母の家にたどり着くと、夜中なのにハンバーグを作って待っていてくれたのが忘れられません。

その後、地元でもレゲエの屋外イベントや、レゲエクリスマスライブが定番化されるようになったので、わざわざ横須賀まで出かけたのはその一回キリでしたが、地元のライブに行くときの、私と親友のファッションが、横須賀で見た人達の影響を受けまくったのは言うまでもありません。

それではまた明日!

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