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<第4回>鎌倉インテルFCジュニアスパーサッカースクール(2020.6.23)

【鎌倉インテルとは・・・】

日本に「インテル」を作ろう、を合言葉に、鎌倉からJリーグを目指すサッカークラブです。鎌倉インテルでは、古都鎌倉から日本サッカーの常識を覆す、まったく新しい国際型サッカークラブとなり、日本や日本人を国際化させることを目指しています。
クラブが掲げるビジョンは、「ますます国際化していくグローバル社会において、スポーツを通じて、さまざまな障壁にチャレンジし、 世界で活躍できる人材を創出するとともに、ワールドクラスの価値を創造できるプラットフォームとなる事を目指す」です。

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【本スクールのコンセプト】

『サッカーの本質の追求』
本スクールは、スクール生がサッカーという競技を本質的に理解し、上手くなることを目的としています。
サッカーにはボールを持たずにプレーする時間があります。Off The Ball と呼ばれるものです。どうしてもボール保持時(On The Ball)のトレーニングばかりに目が向けられがちですが、サッカーのゲームではボールに触っていない時間がほとんどです。そのため本スクールでは、Off The Ballのプレーもトレーニングします。
そして、サッカーにおける最終的な目標は「ゴールを奪う」「ゴールを奪われないように守る」ことです。スクール生には、1シーズンの練習を通じてこれらの目標を達成するために必要な技術と考え方を養っていただきます。

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今回の練習には、アメリカ留学からトップチームに復帰した藤田航規選手(左から1人目)と、来月ヨーロッパのプロチームに移籍する高橋勇太選手(右から2人目)がサポートとして参加。


「共に学び、共に歩む」

6月23日(火)

第4回 鎌倉インテルFCジュニアスーパーサッカースクールを開催しました。

1.今回のテーマ

第4回のテーマは、

「浮き球 コントロール ヘディング」

サッカーの試合に「浮き球」はつきものです。

「浮き球」を自在に操れるようになれば、さらにサッカーを楽しみことができます。

私は、何度かスペインでサッカーの勉強をしたことがあります。その時、印象に残ったことは数多くありますが、その中でも「浮き球」の捉え方が日本とは異なっていた事が印象に残っています。

わたしを含めて、日本の指導者は「浮かさないようにパス、コントロールしよう」と伝えますが、「浮かさないようにすると、パススピードが落ちる現象」が発生します。これではいつまでたっても、レベルアップしません。なぜなら、パススピードこそ、サッカーのレベルを如実に反映するからです。

スペインでは、浮いてしまうことを気にせずに速いパスを出し、仮にボールが浮いても、受け手が楽々とコントロールして、次のプレーに移行していました。

繰り返しになりますが、「浮き球」のコントロールの技術の上達が、さらにサッカーを面白くします。

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2.ウォーミングアップ(2 vs 1 技術)

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ウォーミングアップでは、守備の選手のアプローチの距離によって、コントロールしてパスするか、ヘディングでパスするかを判断させました。

浮き球と守備の選手を同一視野に入れて、浮き球の処理をすることは簡単ではありません。スクール生は悪戦苦闘しながら、練習に取り組んでいました。慣れてくると、ヘディングでパスする距離までアプローチされても、自分の判断で足元にコントロールするスクール生も出現しました。

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3.練習1(2 vs 1+GK)

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練習1は2vs1。

コーチから配球された浮き球をコントロールしてから攻撃を開始します。守備陣はボールが視野に入ったらアプローチを始めます。攻撃陣は数的優位を活かしてライン突破できれば成功です。

第2回の練習のテーマ「運ぶ」も求められる内容です。攻撃陣が相手との駆け引きに成功する場面が頻出していました。

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4.練習2(4+GK vs4+GK)

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練習2は4+GK vs4+GK。

GKからの配球は全て浮き球。オフサイドラインを相手陣内深くに設定しました。浮き球からワンタッチでゴールを決めれば2得点、他は全てサッカールールにしました。

浮き球をいかに素早くコントロールし、選択肢の多い状態を創り出せるか。深いオフサイドラインをどのように利用して相手ゴールに迫るか、といったことがポイントになりました。

攻撃が大好きなレオやリッキーは、高い位置取りでGKからの浮き球を引き出し、ボレーシュートを試みていました。とても賢いプレーヤーだなと感心しました。残念ながら2得点にはつながりませんでしたが . . .

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5.試合(6 vs 6)

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試合はいつもどおりの白熱の展開を見せました。

6年生はGKを含めて5vs5で実施したので、いつも以上にスペースがあり、スピーディーな試合展開。ケイセイが持ち前のモンスターレフティーぶりを発揮しました!FC小坂の大先輩・藤田航規選手が守るゴールに強烈なシュートを叩き込みました!

対するビブスチームも応戦し、リオを中心とした「3人目の動き」から見事な得点を創出しました。

5年生以下はGKを含めて6vs6を実施。この日はハルキのパスセンスが光りました。特に、中央に位置するナオトへのワンタッチパスは、GKと1vs1の場面を生み出す意図が見えました。結局、エイデンの粘り強い守備に遭い、得点には結びつきませんでした。

しかし、ハイレベルな攻防に興奮しました!

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<第5回に続く . . .>

文章:神川明彦 編集:田中俊哉


【お問い合わせ先】

鎌倉インテルFCジュニアスーパーサッカースクールに関するお問い合わせは、以下からお問い合わせください。


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