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ブルーアーカイブのあまねく奇跡の始発点編 プレナパテスについての話 /ブルアカ

始めに

一部前回のエントリーの続きになってるので、まずはそちらからどうぞ。


プレナパテスこと、あちらの世界の先生についての覚書

1:シャーレが爆破される事件が発生
2:爆破はセリカが行方不明になる一日前
3:100日が経過して生存は絶望的
4:奇跡的に目が覚めた時も、喋れず装置に繋がれている

以上から爆破の規模がA.R.O.N.A.でも防げないレベルかシステムダウンしてる時を狙われた物と推測。かなり計画的です。
次にセリカが行方不明になった時期とほぼ同日というのも意味深。

怪我の状態ですが医者は「今のままだと会話できなくて当然。顔のマスクを外してはいけない」と忠告。A.R.O.N.A.は「私が先生の目と耳と足になります」と言っているので、片腕しか見えてないのではなく腕以外ほとんど残って無いのではないでしょうか。

シャーレが直接爆破されてここまで被害を受ける状況、作中に関連する事柄が一つあります。
真っ先に考えられるのが、カイザーによる連邦生徒会とサンクトゥムタワーの乗っ取り。
あの時にFOX小隊がシャーレの地下から物品を持ち出しましたが、爆弾の起爆装置とかでも意味が通ります。

また、プレナパテスの正体を知っていると、カイザーにとって最も嫌らしいタイミングで邪魔をしてサンクトゥムタワーを破壊したのはファインプレーになります。
あちらは元々『先生』なのだから、自分がどうしてあのような状況に落ちいたのか理解しています。

色彩の嚮導者としてこちらの世界に攻めてはきましたが、その結果、カイザーが動く動機の両方が消失しています。
(サンクトゥムタワーはウトナピシュティムの本船に必要だっただけで、両方消失した今となってはカイザーのクーデター自体が発生しづらい状態になってる)
もしこのカイザーのクーデターで大怪我を負い、そこから全てが狂ってしまったのだとしたら、今回の干渉自体が先生や生徒たちを助けるためと言われてもおかしくないんですよね。

彼(彼女)の目的は自分に残った最後の生徒であるシロコとA.R.O.N.A.を託すためなので、そういう目に見える火種は消しておくに限りますし。
特にウトナピシュティムの本船は、箱舟攻略にこそ大いに役立ってくれましたが、元々は無名の司祭の兵器。

司祭たちが出てきた上に彼らの目的があらゆる世界からキヴォトスの神々(生徒達)の排除であるため残しておいても百害あって一利もありません。手ごろなタイミングでぶっ壊れてくれた方が良いくらい。

先生として自分が生きた証ともいえる大事な生徒を託すに当たって、自分が知る限りの火種をまとめて潰したと言われても納得ができます。

(追記)そして一晩経って思った。
もしこうならベアトリーチェがMVPすぎなのでは

アビドスのみんなについて

あちらの世界のシロコの回想で悲惨な結末を迎えたと示唆されているアビドスのみんなですが、簡単に分かる範囲を。

・セリカ
シャーレ爆破の翌日に失踪して行方不明。砂漠でネームプレートが見つかったような描写。

メインストーリーでも拉致された時に「砂漠に埋められる」と危惧してたので、これの可能性が高いです。
カイザーが動くならアビドスで活動している対策委員会は目障りでしょうし、シロコのようにカイザーの不穏な動きを目撃して(ついでに本船も見つけて)始末されるのはあり得る話です。

・ホシノ
ヘイローの破壊。こちらは純粋な戦闘等だと思われます。
あちらの世界でも対策委員会として生徒たちを救った結果があるので、ホシノが身売りをする理由がなくなってます。
アビドスのみんなを守ろうとして盾になったのでしょう。

・アヤネ
生命維持装置を外したので、ホシノが守ってギリギリで逃がしたのがアヤネで、自分が生かされてる(高価な生命維持装置を使うとアビドスの借金が減らない)ので自分で外したのだろうと思われます。

・ノノミ
「そうなった」という曖昧な表現ですが、間違いなく死亡。
ノノミは実家の都合でアビドスを離れたとあります。実家として一番可能性が高いのがアビドスの鉄道会社のセント・ネフティス。
砂漠を縦断する鉄道なのでカイザーにとっても目障りな所でしょうし、あの辺りにはビナーも出てきます。
もしビナーが原因だとしたら、色彩の嚮導者としてゲマトリアが保有する恐怖やらをまとめて奪い去ったのも、世界を滅ぼす無名の司祭の命令に従いながら、今後の面倒ごとになるこれらの存在をまとめて倒す、あるいは白日の下に出したかったのかなとも取れます。
(対策委員会編3章の予告でビナーとやりあってるので、更新された時にこの辺りの話が出てくるかどうか)

・シロコ

目出し帽と銀行強盗ネタで情緒破壊されて泣かされる脚本初めて見たよ……。

シロコが銀行強盗を繰り返しやっていたというのは、たった一人だけ残されてしまい借金を返す方法がそれしかないから。
そしてこの時に目出し帽も使わなくなったのは、たった一人だけ残ったアビドスでは正体を隠す意味もなくなったから。

先生はホシノと過去に「シロコちゃんをずっと見てて欲しい」と約束してるんですよね。結末を知っていてもなお二人の物語が見たくなります。


こちらのキヴォトスで生きる事を決めたシロコですが、クズノハに会いに行く時やアビドス絡みでまた出番がありそうです。
その時に元気な姿を見られることを祈って。


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