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対価について本気出して考えてみた


ここ数日は、本来のお仕事とは離れて
”サポート”というものをやっている。
私のお仕事のメニューとしてあるものではなくて、
裏メニュー的な感じ。

人は対価が必要だ
タイトルにある通りなのですが、
対価について漠然とあった自分の中の定義が
今日、少しパズルがはまった感じがしたので、
メモがてら書き込んでおくことにした。

対価とは

財産・労力などを人に与えまたは利用させる報酬として、受け取るもの。
※報酬=労働や仕事・骨折りなどに対する謝礼の金銭・物品。お礼。返礼。

前提として、
対価=お金というイメージが一般的。
日本人の共通認識の一番一致するものがお金だから。

個人事業主として働いていると、
小さなことでも、きちんと料金を取れる人がいる。
(私はそれを立派だと思っている)
私自身も、やってもらったことの対価として
料金を支払いたいと思うので、
快くお支払いする。
けれど、
これが逆になってしまったとき
私は、とたんにお金の対価を受け取ることをためらってしまう。

個人事業主としては失格とすら思ったりもした。

決して、大成功を収めていて
収入がすごいなんてことではないし、
いただかなければとも思うのだけど…自分の中で
お金を頂くと、私の仕事量との対価がイコールにならないような
そんな気がする時がある。

自分の好きなものをひたすら検索する仕事

先日お客様の、パソコン選びのお手伝いをしました。
元々オンライン講座を運営するためのサポートをご依頼いただき
この数日対応させていただいていた。
『パソコンを選ぶのも手伝ってもらえませんか?』
そんな言葉からスタートした、追加サポート。
1時間くらいで終わるつもりが、
ヒヤリングからスタートして、
終わるまで2時間弱(笑)
お客様の用途や使用ソフトなどと性能をすり合わせ、
予算を確認してぴったり合った1台をお勧めすることができました!
お客様はすごく喜んでくださって、
お金を払ってもいいくらいの内容だった!と
うれしい感想まで…。
私がやったことは
『ぶつぶつつぶやきながら好きなものをひたすら検索』
しただけ。
むしろ、いつもの癖でとことん調べて良いとこと悪いとこを
ひたすらあげるとか…(笑)
それに、お客様は相槌を打ちながらメモしてくださったりして…
自分はその姿を見られただけで大満足だった。

自分の使った、2時間に対して
真剣に取り組んで、パソコンを選んでくださったお客様の2時間で
私は十分な”対価″を得たんだ。

ボランティアではいられない

個人事業主も社会起業家もボランティア=無償では生きていけない。
けれど、お金以外の対価をもらうことは悪いことではないと思う。

『今回はいいですよ』

その言葉の裏側にお金以外の対価を頂いたか、そうでないか…
自分自身の満足度が大きく変わってくるんじゃないか?
そう思った。

個人事業主として、
必ず対価をもらう。
それは忘れずにいようと思う。

その対価は、笑顔でもいいし、繋がりでもいいし。

そっか…
たまに一緒に仕事してイライラしてくるのは、
パートナーが自分の仕事量や、情報に対して
見合った対価を支払っていないからだ(笑)
たぶん、その対価はありがとうだったり、
代わりに私はこれをするね!などのアクションだ。

あ、その対価を何とするかを決めていいのは受け取る側だけ。
受け取る側が対価をお金とするならそれが正解。

人は対価が必要だ。

その対価とは、お金に限らず。
物質の世界だけではなく、等価交換の原則って
きっとこういうところにもあるんだろうな。





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