見出し画像

【4月1日〜2日開催】はじめてのブッシュクラフト活動レポート

Kids Bushcraft Adventure初の宿泊型スクールが4/1(土)〜4/2(日)に茨城県の御前山青少年旅行村にて開催されました。

子ども達の生き生きした表情が見れ、また次も参加したい!まだ帰りたくないという言葉は、私達スタッフにとって、何より嬉しい言葉となりました。

今回スクールで行ったプログラムをご紹介致します。

▶︎DAY 1

▷ナイフワーク

ナイフの安全な使い方、やってはいけないことなど、ナイフセーフティについても学びました。

角材を削り、食事用の箸を作成。削った後は、色鉛筆で色を付け、オリジナル箸の完成!
はじめて手にするナイフでしたが、みんな上手に削り、とても楽しかったようです。

▷サバイバル講座

もしサバイバル的な状況に陥ってしまった場合に、生きるために必要な5要素について、子ども達と一緒に考えていきました。

『ブッシュクラフトとは?』『サバイバルとは?』など、座学講習を行いました。

▷ロープワーク

今回行ったロープワークは、『ツーハーフヒッチ(ふた結び)』と『トートラインヒッチ(自在結び)』を練習しました

難しいかなと思っていたロープワークも2〜3回見せただけなのに、出来てしまう子どもの力って、本当素晴らしい。
日常生活でも、覚えておくと使うことができるので、何かと便利なロープワークです。

▷メタルマッチで火起こし体験

ライター、マッチ、メタルマッチを敢えて水に落とし、濡れたらどうなるかを目の前で実験をしながら、メタルマッチの特徴や使い方を学びました。

火を着けることができて、大興奮
火口に着火できたら、拾ってきた枝で小さな焚火

▷食事作り(下準備)

今回は、夕食にカレーライス、朝食にコンソメスープを作りました。

全て自分の食事は、自分で作ります

にんじん、じゃがいも、玉ねぎは、カレー、コンソメスープの共通の食材なので、皮をむいて、ナイフで切り、半分は飯盒へ、半分はジップロックに入れて翌日の朝食用に冷蔵保存。

ピーラーでの皮剥きやナイフの使い方も学びました

▷野外炊飯

飯盒に、下ごしらえした野菜と鶏肉を入れ、煮込みます。
その水蒸気を利用して中子に入れたお米を炊くという1つの飯盒を最大限活用したカレーライスの同時調理。

水蒸気炊飯の利点は炊飯の失敗が少なくご飯が焦げないところ!
全員成功し、飯盒の蓋をお皿にし、そのままワイルドに
食べたものは自分で洗い、片付け含めて全て自分で行いました。

▷焚火(ロングファイヤー)

よく見られる井桁型のキャンプファイヤーではなく、ブッシュクラフトではよく使われるロングファイヤー型で焚火を行いました。

5mの長い丸太によるロングファイヤーは圧巻
声優・橋本達也による朗読。朗読の声と焚火の雰囲気に、子ども達も引き込まれていました。
スモアを作ったり、好きに枝を入れたりとそれぞれが好きなように焚火を楽しみました。

▶︎DAY 2

▷野外炊飯(朝食)


朝食のメニューは、前日に切っておいた野菜を使って、コンソメスープと目玉焼きならぬ目玉蒸し、ソーセージ、パンとバナナ。

ソーセージも1本は、コンソメスープの中で茹で、もう1本は中子で蒸しソーセージに。
同じ飯盒の調理なのに、茹でと蒸しとで変化があり、調理方法によっての違いが同時に知ることができました。

朝食もコンソメスープを煮込んだ水蒸気を使って、目玉蒸しとソーセージを同時に調理。
見た目は目玉焼きですが、味はゆで卵で、ちょっと目新しいですよね。
ナイフワークで自作したMy箸を使っていただきました。

▷シェルター

シェルターの形の説明は一切せず、まず、自由にオリジナルのシェルター作り
きっと面白いものができるだろうなと予想はしていましたが、期待以上の斬新なシェルターが次々と。
スタッフは、できないことのお手伝いだけで、子ども達の発想力にただただ一同、うなることの連続…
前日学んだ2種類のロープワークの実践
ペグやハンマーの使い方も学びます
最後はみんなでお揃いのシェルターを作りました。

▷モルック大会

最後のプログラムは、お楽しみのモルック大会。モルックとは、フィンランドの伝統的なゲームをアウトドアスポーツに発展させたものです。

4人4チームに分かれ、総当たり戦
ルールが簡単で、誰でもが楽しめます。

▶︎最後に

▷まとめ

最初に、何か説明したり、回答を伝えてしまうより、まずは自分たちで考えることが大切だと思っています。
ほとんどのことが答えなんてあってないようなことばかりなので、子ども達には頭でっかちにならず、自由で柔軟な発想力を身につけていってもらいたいと思っています。

▷次回の宿泊型スクール

▷公式ホームページ

▷公式Instagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?