ウサギさんが、 ライフワークに目覚めちゃった話

ウサギさんは悩んでいました。

僕に何が出来るんだろう、、

ライフワークって何だろう、、
　
　
そんなことをあれこれ考えていたら
突然ひょいっと身体が浮きました。

なんだ、、人間さんか、、

人間さんたちって
いつもニコニコ僕を見てくれる。

ナデナデしてくれる。

ギュっとしてくれる。

嬉しいんだよね。

これ、、、ライフワークかな？？

ウサギさんは、考えに考えて
看板を出すことにしました。
　
　
『僕は、ウサギです。

ナデナデされるのが大好きです。

僕をギュっとして癒されませんか？

疲れた心が愛で満たされますよ～

ウサギセラピー 5分100円』
　
　
　
ある日

ウサギさんとライオンさんが
お話ししました。

ウサギ
「ライオンさん、こんにちわ」
　
　
ライオン
「やあ、元気？

ウサギセラピー凄い人気だね～

俺、変装してこっそり見に行ってたよ。

うらやましいな～。

人間さんたちみんな笑顔になってたよね。」
　
　
ウサギ
「う、、うん。

ありがとう、ライオンさん。

人間さんたちに喜んでもらえて嬉しい。

、、、だけど

なんか疲れちゃった( ｡ﾟДﾟ｡)
　
　
初めは、純粋に嬉しかったんだ。

喜んでくれて、ほんとに嬉しくて。

これが、ライフワークだよね～って。

でも、

みんなの笑顔のために頑張っちゃってて。

ボーっとしたい時間も

のんびりニンジン食べたい時間も

そんな時間もったいない！！って。
　
　
いかにして喜んでもらえるか？

メニューを考えたり

疲れていやだな～ってときも
喜んでくれるから頑張って
ギュっとしてもらったり

お金はたくさんになったけど

なんか疲れちゃった、、」
　
　
ライオン
「そうなんだ疲れちゃったんだね、、
　があぉぉん。

ウサギさん、優しすぎるから。

自分を一番大切にしてあげて。

自分を一番に愛してあげて欲しいな～

喜んでもらえることって

それを犠牲でやってたら

苦しくなるよね、、
　
　
俺もね

群れのリーダーをバリバリに
やってたことあって

喜んでもらえて

みんなから頼られて

充実感でいっぱいだったんだ。

でも、

自分を一番にしないで犠牲でやってた。

リーダーの役割を第一にして。

苦しいなんて誰にも言えないし

必死になることで自分をごまかしてた。」
　
　
ウサギ
「そうだよね、、、

自分を犠牲にして頑張っちゃってた。

ウサギセラピーやってて

【人間さんたちに喜んでもらえる】

って

【僕のパパとママに喜んでもらえる】

それが凄く欲しくて寂しくて
頑張っちゃってたのかもしれない。

看板に

僕をギュっとして癒されませんか？

なんて書いてたんだけど　

癒されたいのは僕だったんだ、、、
　
　
自分を一番大切にするよ！！

そしたら

ウサギセラピーも

あふれる愛からのライフワーク

になりそう。

ありがとう。ライオンさん("⌒∇⌒")」
　
　
ライオン
「応援してるがぉぉん( =＾ω＾)」