2022ベスト映画パンフトップ10
2022年は映画パンフの魅力に気付いた年で、合計34冊購入した。中でも個人的な“お気に入り”パンフベスト10を紹介したい。
▼映画パンフの魅力を知ったきっかけ
①ちょっと思い出しただけ
形がとても好き。エモーショナルな場面カットを最大限に活かした魅せ方がいい。テキストと写真のバランスがちょうど良く、ほどよく映画の余韻に浸れる。飾っておきたくなるような映画パンフレット。
②わたしは最悪。
海外の雑誌風の手触り、レイアウトがドストライク。チャプターごとの紹介や見開きの場面カットもいい。“雑誌“ならではの見せ方をしていた。大九監督のレビューが掲載されていたのでテンションが上がった。
③犬王
キャラクターや小道具の設定画、原画、絵コンテが盛りだくさん。劇中歌全7曲の歌詞が掲載されているが嬉しい。歌詞を読むと、新しい解釈が生まれるのでもう一度映画を観たくなる。個人的には和紙のような紙の手触りも好みだった。
④さかなのこ
ハコフグの表紙の裏に、大事なメッセージがどんっ!と出てくるのがいい。中に魚図鑑の綴じ込みがあるのもワクワクする。インタビューや対談、劇中のお魚情報や撮影地までたっぷりと掲載されているので、より映画への理解が深まる。
⑤マイ・ブロークン・マリコ
表紙のイラストがとても好み。中を開くと漫画から始まるというサプライズも素敵。プロダクションノートや劇中で使用された手紙、そしてシナリオ決定稿も掲載されていて、ボリューム満点なのが嬉しい。
⑥ハケンアニメ!
パンフがカット袋に入っている点が、まず最高。イメージボードやあらすじ、キャラデザ、プロットなど劇中アニメの細かい設定を紹介しているのが嬉しい。アニメのイメージが膨らむパンフレットだった。
⑦カモン カモン
手触りが印象的。ずっと触れていたいようなザラザラ具合の表紙や、ツルツルした中のページがいい。ページをめくると大きくモノクロの場面写真が出てきてうっとりする。
⑧パリ13区
黒を基調としたページに、シルバーでテキストが綴られている様子は、モノクロームな映画とリンクしているよう。中には作品の場面カットを見せるページもしっかりとある。映画の世界観をそのまま本にしたような、まるでアートのパンフレット。
⑨Ribbon
表紙がおしゃれ。コンパクトなサイズ感に、ぎゅぎゅっと盛りだくさんな内容で掲載されているのがいい。映画同様、見ていてうっとりするような服飾でページが埋め尽くされているのがいい。
⑩四畳半タイムマシンブルース
時系列を紹介したページや京都舞台マップなど、作品の理解度が上がる内容なのが嬉しい。キャラデザや設定画など、四畳半ファンにはたまらないページも。アジカンのゴッチのコメントがあったのも嬉しかったな〜。
2023年も良いパンフとの出会いがありますように〜!
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