Ingress Update [ENG] パスコード解読 2024-04-01
▫️プロローグ
Telegram Messenger上のIngress非公式有志ニュースチャンネル『Ingress Update [ENG]（通称：IUENG）』にて、日本時間4月1日16:00にとある投稿が流れた。
今日から2024年第2四半期が始まり、「埋もれた記憶」のアノマリーシーズンが始まる！
これからららサンヶ月かん"{™}^-
"3つのパズルを用意しました。各パズルは最終ポータルに近づくためのものです。
ポータルの名前を見つけて引き換えてください。
何が隠されているか調べてください。
各パズルには引き換えるための追加コードもあります。
コードは4月2日23:59(UTC)まで有効です。
ディスカッショングループを利用してください。
(https://t.me/+W_C_PoEIB5A5NDVk)
そして仲間のエージェントと協力して、彼らに良いセキュリティとは何かを思い出させるのだ。
幸運を祈る"
-€·$¢-+&&&そしししてどの記憶が実際に埋もれているのか？私たちはそれを知ることになる！
そしてこの投稿に添付された画像がこちら↓
ふむふむ。
3つの謎解きをして最終ポータルまで辿り着く！？そしてそれぞれにパスコードがある！？
つまりデコード（解読）案件ってことか！！
これは…やるしかない！！
▫️パスコード1つ目
まずは添付画像からあやしいものを探してみる。
上の方の時刻スタンプの下にGPS座標があるな…
45.475579,9.172583
これをGoogleマップで開いてみると、
なんだここは？
ほほう。イタリアのミラノにある歴史がありそうな門やな。
で…パスコードは？
ここから先は特に何もなさそうなので、先ほどの添付画像に戻って他のあやしいところを探してみる。
18個の単語とその下に書かれた文、
OPERATOR NOTE: 機器に大文字2文字の送信が5回表示されています。再調整が必要ですか？
何なんだろう…とぼーっと見ていると、2文字目まで大文字になっている単語が5つあるな…あやしい
ん？これってZEro, ONe, TWo, THree, FOur, FIve, SIx, SEven, EIght, NIneの数字の英単語の頭2文字なんじゃ！？
ってことは1つ目のパスコードは、18個の単語の頭文字と大文字2つになってるところを数字にして並べてみると…
(×はa〜zのいずれか、#は0〜9のいずれか)
おお！アイテムとさっきのGoogleマップの場所のポータルキーGETだぜぇ！
▫️パスコード2つ目
なるほど。こんな感じで進んでいくのか。
そして次は、最初見た時からいかにもあやしいと思っていた一番下の文字列
Sviv rh gsv ormp gl gsv kzhgyrm, zww gsv ulooldrmt gl gsv hrgv fio: 10w4Q4hY
こりゃ見るからにアルファベット並べ替えのシーザー暗号やろ！といつもお世話になってるマルチデコーダーのROT（Rotation変換）を試してみる。
ROT13も47も違うな…と下の方へスクロールしていると…
これだ！アトバッシュ暗号か！！
以下はpastbinへのリンクです。サイトのURLに以下を追加してください: 10d4J4sB
ほうほう。
pastbinへのリンクってなんや？
ググってみるとこのサイトが出てくるけど、これのURLの末尾に/10d4J4sBをつけて開けばええんかな。
なんかエラー.ログって出てるけど、ここじゃないんかな？
とりあえずあやしいところを探してみると、Otterbein University？関係あるのかな？とりあえずGoogleマップで出してみると、
アメリカのオハイオ州にあるオターバイン大学…ここもなんか関係あるのかな？
で…パスコードは？
あとは特に何もなさそうなので、先ほどのpastebinの他のあやしいところを探してみると下の方に、
aHR0cHM6Ly9pLmliYi5jby9xOXR3UTZHL2Rlc2t0b3Atc2NyZWVuc2hvdC5wbmc=
これはいかにもって感じてあやしいなw
大文字と小文字のアルファベットが入り混じってて最後にイコール記号があるやつといえば…わしの大好きなBase64！！
というわけで、またまたマルチデコーダーの出番です。Base64に突っ込んでポチッとな！('ω')
すると…あら不思議！一番上のTextのところにURLが出てきたYO！
早速このURLを開いてみると、
なんか出てきた！(ﾟωﾟ)
Gimpで画像編集中のスクショ画像かな？
そして真ん中に、
電車🚃とフェンシング🤺の絵文字
YE8UOX27H3HNKPXI8Q
---3
YE8UOX27H3HNKPXI8Qは、いかにもパスコードっぽいけどこのまま入力してもInvalid Passcodeと表示されて通らない…。
何かが足りない…何だろう…電車🚃とフェンシング🤺の絵文字…電車…レール…フェンシング…レールフェンス暗号！？(ﾟωﾟ)
そして下の---3は、レールフェンス暗号の3つ目ってことか！？
ってわけで早速またまたマルチデコーダーのRailfenceに突っ込んでみる！
ここに出てきた3番目の文字列をインテルマップに入力してみると…
(×はa〜zのいずれか、#は0〜9のいずれか)
おお！アイテムとさっきのGimpスクショにあった画像のポータルキーGETだぜぇ！
▫️パスコード3つ目
とここまできたけど、3つ目の謎解きはどこだ？
新しいURLが出てくるわけでもないし…とりあえずさっきのGimpスクショをもうちょっと探してみるか…。
左側のところのLanguage: Delawareって、さっきのオターバイン大学の近くにそんな地名あったな…。
ん〜、他には何か手掛かりないのかのう…。
んん？下の真ん中のところに、
///owls.blocking.pools
の3単語があるな。3単語…3Words…といえば、what3words！！
というわけで、早速what3wordsにこの3単語を入力してみる…
スペイン・バルセロナのガウディが設計した建物が出てきたな。
何だろ？とりあえずポータルになってるかどうかインテルマップで開いてみるか…
おお！ポータルになってるね！(ﾟωﾟ)
「Casa Batlló」
ガウディ建築で世界遺産にもなってると（ﾌﾑﾌﾑ
で…パスコードは？
あとは特に何もなさそうだしGimpスクショからの手掛かりもなさそうだな…
とりあえずダメ元でポータル名そのまま入れてみるか…最後のóは英語アルファベットのoにして…
(×はa〜zのいずれか)
おお！通ったやないかい！ラッキーGET！！
さっき2つより多めのアイテムとポータルキーGETだぜぇ！
▫️パスコード4つ目！？
ここまで3つのパズルとパスコードを解いたけど、最後のポータルはどこなんや？
さっきのアメリカのオターバイン大学がなんかあやしいけど…ここからどう進めば…何か手掛かりはないのかのう…。
ん？そういえばさっきの3つ目のパスコードでメディアもGETしてたな。
早速メディアのURLを開いてみると…おお！なんかいっぱい書いてある！
やばいいっぱい書いてあるけど…ん？下の方になんかパスコードっぽいのがあるぞ！(ﾟωﾟ)
これで最後のパスコードGETだぜぇ………
(×はa〜zのいずれか、#は0〜9のいずれか)
ってFRやないか〜い！！
最後のパスコードGETならず…orz
とまあ最後は残念だったけど（笑）、Ingressは陣営で戦ったり個人の実績を稼いだりイベントに参加したりストーリーを考察したりといろいろな遊び方がありますが、この暗号解読もIngressの醍醐味の一つでもあります。
P.S. With thanks to the IUENG staff for entertaining us with this riddle!
▫️【追記1】実は2つ目のパスコードだった…
2つ目のパズルのPastbinの中に、実は（本来の）2つ目のパスコードが隠れていることを後で知りました。
↑ここのログの部分。
あんまりコマンドとかそういうのに詳しくない私はここの違和感は完全スルーだったけど、ここの英単語を繋げてみると、
Every squirrel scurries cautiously manuevering between quiet hidden quarters gracefully xploring
すべてのリスは静かに隠れた場所の間を慎重に動き回り優雅に探索します
という謎めいた文になっている。
で……どゆこと？？
とここで私の思考は完全停止してしまっていたが、とある"ネタバレ"を見てしまった私はそのパスコードをインテルマップに入れてみると…
(×はa〜zのいずれか、#は0〜9のいずれか)
あ…オターバイン大学キャンパス内にあるポータルキーGETやん…
と悪魔に魂を売って、うっかりパスコードGETしてしまいました…(^^;
答えのパスコードから、どういうことだったのかを見直してみるとどうやら、
Pastbinのログから↑ここの部分を繋げるということだったみたいで、しかし、答えを知っても…
between以下の頭文字1文字ずつは分かる…
1番目の5Eは数字と大文字で取っ掛かりとしてまあここからスタートだねって感じでまあ分かる…
2番目はお尻1文字が数字だから頭の1文字とワンセットもまあまあ分かる…
3番目は頭2文字が数字だからお尻2文字とワンセットもまあまあギリギリ分かる…
4番目も2番目同様お尻1文字が数字だから頭の1文字とワンセットまあまあギリギリ一歩手前で分かる…かな？………
けどそっからの〜、5番目は頭1文字が数字だからお尻1文字とワンセット………じゃなくて、頭2文字の0mってどういうことなんじゃ〜〜〜い！！
ここは答えが分かっても、自分の思考ではどう頑張っても答えまで絶対辿り着けないやつ(*_*)
▫️【追記2】最後のパスコードは◯◯だった…
それと話は飛んで、前章「パスコード4つ目！？」でFR（fully redeemed）だった4つ目（本来は5つ目）のパスコードはよく見ると、
For the first finder
最初の発見者へ
と書かれているので、1番最初にたどり着いた発見者1人以外はFRだったようだ。1番パスコの人おめでとう！！（…まあテレグラムチャットでの他AGたちのヒントを参考にしながらなんとかたどり着いたわしには絶対無理だけどねw）
というわけでこのイベントでのパズルは、
・1番最初の画像
・Pastbinのリンク先
・Gimpスクショ
の全部で3つ。
パスコードは最大5つ（ただし最後のパスコードは第1発見者のみなので、それ以外は最大4つ）そしてパスコードでもらえるポータルキーは4つでした！
う〜む、まだまだ解読道の修行が足りないようだ。
▫️【追記3】IUENGの公式解説
日本時間4月3日17:09に『IUENGテレグラムチャンネル』から暗号解読の公式解説が投稿されました。
なるほど！なるほど！
2番目のPastbinからのパスコードは、"すべての数字"と"各単語の最初の文字"という法則性だったのか！これはなるほど納得！
私は勘違いしていたけどつまり、
11単語の頭文字と全ての数字を、順番に並べたものだったのだ…！（ってIUENGの解説そのままを繰り返しただけだけど、頭の中で何回も反芻しとかないと咀嚼できない自分のために書いてます…w）
本当に楽しく刺激的な企画をありがとう！IUENG & Niantic！！
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