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【ダウン症】療育手帳(3歳)の更新にいってきました 2024.07.03

りーちゃんは、1歳の時に療育手帳を取得しました。
更新は2年毎ということで、3歳になったタイミングで更新が必要になり、児童相談所に更新のための面談に行ってきました。

○更新の流れ

更新手続きの流れは、

 ①役所から通知が届く
 ②児童相談所に面談の予約
 ③面談
 ④役所から再び通知
 ⑤役所窓口で手帳交付

という流れです。今回は、③の面談でした。

①の通知が3月に届き「更新時期なので予約してください」と記載してありすぐに児童相談所に電話で予約をお願いするも、札幌市の児童相談所が混んでいるようで、面談日は3ヶ月後の6月下旬になりました。

判定月が令和6年(2024年)4月となっているので、期限をオーバーすることになりますが、更新までは物理的な手帳は使えるとのことでした。

ただし、スマホアプリのミライロは、きっちり判定月以降は使えなくなりました。

○面談〜子の観察

さて、面談です。6畳くらいの個室に通されました。

若い20代中盤くらいの女性と40歳前後の男性中堅職員の2人が担当でした。
女性が中心となって検査を行い、男性が指導者としての付き添いといった感じでした。

別の部屋で検査をするか選べるようですが、もし別れて泣いたら収拾がつかなくなるので、同じ部屋で検査をしてもらうことにしました。

まずは、お絵かきの様子、絵本、積み木などを順番に渡されて、玩具で遊ぶ様子を観察されました。はじめは順調にお絵かきを楽しんでいたものの、途中からことごとく渡されたものをぶん投げるようになりました。

面談の開始時刻は10時。ちょうど眠くなる時間です。
眠気で機嫌が悪くなったようでした。

○面談〜ヒアリング

玩具遊びでの検査を15分程度で終え、遊びで把握しきれなかった点をヒアリングされました。

職「うさぎ、犬、猫など、動物の種類は言えますか?」
私「言えません」
職「保育園の先生や親に要求を言葉で伝えられますか?」
私「伝えられません」
職「走りますか?」
私「走れません」
職「ジャンプできますか?」
私「できません」
※職:職員

という感じです。

これが発達の状況を確認する検査だということ、発達が遅れていることも分かっているし、遅れについてはあまり気にしないほうだけど、こう何度も「できません、できません」と言わされると、刺さりますね。。。。

「他人と比べることはない」、「この子はこの子」なんて言われますが、2年に1度、療育手帳を所持するためには否応がなしに、発達の遅れと向き合わざるを得ないのがツラいところですね。

○判定結果

ヒアリングは20分程度で終わり、職員の方々が一度退席し、15分ほど個室で待機した後、その場で判定結果を教えてもらうことが出来ました。

B判定(中程度)とのことでした。

「区分に変更なしということですね?」と念のため確認すると、

判定は健常児との相対的な差を観るものなので、区分は同じでもしっかりと成長が見られます。
職員とも目も合いコミュニケーションが図れている様子で社会性も見られます。これからももっとコミュニケーションをとれるように成長していくと思います。

とフォローしていただきました。優しいですね。
約1時間で面談を終えました。

この後、約1ヶ月で区役所から正式に通知が届き、療育手帳と顔写真を持参して更新が完了するとのことです。

ちなみに、りーちゃんは判定を待っている間に抱っこしていたら眠ってしまいました。やはり眠かったようです。


○蛇足〜業務改善(案)

3月に、区役所から手帳更新のお知らせが届き、すぐに児童相談所に面談予約を入れました。予約がいっぱいで面談日は3ヶ月後の6月下旬になりました。

6月上旬に、再度、区役所から再判定申請書が出てないから、早く手続きを進めるよう通知が届きました。面談の予約だけでは足りないのかと心配になり区役所に問い合わせると、

「再判定申請書が出てないから再度通知を行った。児童相談所への面談予約は把握していない。」

とのこと。児童相談所に面談予約を入れた際に、あらかじめ「再判定申請書」の提出が必要だと言われなかったので、口頭で予約しただけでした。必要であれば提出したのに、、、と思い、「だったら、児童相談所に予約をした際に「再判定申請書」を提出を促す案内をしてくれ」と要望すると

「通知文に書いてあるでしょ」

と、書いてあるのに見落としているお前が悪い
と言わんばかりのもの言いでした。

区役所との電話を終え、念のため児童相談所に手続きを問い合わせてみると、

「口頭で予約を受けているのでこれ以上の手続きは必要ありません。「再判定申請書」ですか?面談を受けた後に現地で書いてもらうので、事前に出していただく必要はありません。」

とのことで、何の手続き漏れはありませんでした。

整理すると

  • 区役所としては「再判定申請書」が提出されておらず、手続きが進められていることを確認出来ないから、手続きを促すために再通知した。

  • 私は、再判定のために必要な面談予約を児童相談所に入れた。

  • 児童相談所は、面談日を設定した。

という状況にありました。

今回の問題点は、

  • 区役所の担当者が、業務全体の流れを理解していなかった。

  • 児童相談所の面談実施までに時間を要する状況にある。

  • 区役所と児童相談所の連携が図れていない。

にあると感じました。

再通知なんて無視すればいいだけでは?と思うかもしれませんが、
内部での決裁、発送にかかる手間、郵便代など、人工と費用が生じます。
無駄な再通知をする前に、区役所が児童相談所に面談の予約状況を確認する、または、定期的に児童相談所が区役所に面談予約状況を共有するなどを行えば、無駄な事務、費用の発生を防ぐことができます。

ただでさえ役所は人員不足、業務過剰な状態なので、無駄な事務を極力減らして幸せになってほしいと思いました。


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