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元プロ野球選手のバッティング論④インサイドアウトって何!?

今回は、「インサイドアウト」って何?っと言うところを書きたいと思います。

まず、インサイドアウトを話す前に「縦振り」と「横振り」というのがあるんですが、ここを説明させてください!

まずは「横振り」
ここで言う「横振り」とは、グリップをボールにぶつけるように出して、『上から最短距離でスイングする』そしてフィニッシュが背中の下の方に来る人!を指します。

前にも書いたと思いますが、
バッティングとは「前に飛ばすスポーツ」です。
ブンと振ったら、カチッと前に飛ばさないといけません。
「決してヒットを打つスポーツではない」と書いてきたと思うんですが、

なので先ほど説明した「横振り」はミートポイントが少なくなるので、できるだけ避けたスイングです!
とはいえ、バッティングは対応力や相手とのかけ引きみたいなところもあるので、
一発、ポイント前にして、インハイを打ちにいく!みたいな時には必要なスイングになってくるので、
「横振り」が全部が全部ダメということではありません。

あくまでも、ゴールを「前に飛ばす」と置いているので、
確率的にミートポイントが増えるスイングをしていくことを心掛けていきましょう。


で、「縦振り」ですが、
これはグリップをキャッチャー側に出してきて、後ろを大きく、フィニッシュが上、もしくはバットが立ってフィニッシュになります。

後ろから助走がつくので、ヘッドスピードが上がります。
ヘッドスピードが上がれば、必然的にミートが強くなり、強い打球が飛ぶようになります。
あとはスイングアームが大きいので、ミートポイントが増えます。
ここも大きなメリットになります。

実際にやっている動画はこちらです。

・2種類のスイング
・壁のところでスイング

インサイドアウトのスイングですが、
上級者の方は、ホームベースを斜めに斬っていくイメージで、
左バッターだとホームベースをショートの方に斬っていく
これができれば、インローがセンターの方に飛んでいくようになります。

練習方法ですが、
スイングのイメージは、キャッチャーの頭を上から叩く感じです。
・ボールをキャッチャーの地面から3〜5個並べて
・少し後ろにあるボールを叩く
・連続してスイング
・最後のスイングはそのスイングの感じのまま、普通にスイングする

この練習をしていくと「縦振り」がどんどん身についてきます。
試して頂ければと思います。


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