読書備忘録#06

ついに完結。
アニメ化もされた作品ですが、なんと20冊まで行きましたね。
下巻が届くのをまって、
18巻 天を貫く欲望の槍
19巻 人が人を滅ぼす日(上)
20巻 人が人を滅ぼす日(下)
の読み直しと上下巻一気読み。
所謂大団円エンドでした。

既刊キャラ総出演なことを考えると、
結末を知った上で1巻から読み直す、
ヘヴィーオブジェクト強くてニューゲームマラソン!
なんかもやってみたいですね。

鎌池和馬先生、電撃文庫の誇る速筆の作家さんです。
締切破りが横行する(!?)出版業界において締切を守る大天使。
むしろ締切に別のプロットの原稿を同時に持ってきたとか、3日で一冊分の原稿を仕上げた大天使長など逸話に事欠かない作家さんです。

今回の本の背表紙にある、
か-12-112
がそのすごさを教えてくれます。
電撃文庫だと、これは、
著者頭文字-著者通し番号-出版順通し番号
を示し、
「か」から始まる著者の12人目の112作品目となります。
(SAOの川原先生はか-16、自分の聖典川上稔氏はか-5)
電撃文庫レーベルで112冊。
そりゃあ、本箱にしているカラーボックスが紫の背表紙で7割埋まるわけです。
代表作とある魔術の禁書目録も絶賛刊行中であることを踏まえると、購入をオススメするのも躊躇われる分量ですね。
鎌池未履修の方は、
予定を組んでとある魔術の禁書目録を追うか、
アラカルト的にヘヴィーオブジェクトやブラッドサイン、ぶーぶー、インテリビレッジを摘んでみてはどうでしょうか?

捻くれポイント
作風が安定しているので、ある意味表紙イラストで選んでもガッツリ読み応えがある。
既刊の外典書庫と特にお気に入り。

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