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「小林さんちのメイドラゴン」 マジやばくね?

 「そうだ!京アニ見よう!」

 どうも、つねたです。

 なんか京アニのアニメが無性に見たくなったので、「小林さんちのメイドラゴンS」をまだ見ていなかったので、1期2期と一気見したので感想を書いていきたいと思います。

簡単なストーリー説明

 酔っていた主人公「小林」が山の中でドラゴンと出会い、その流れで人間の姿をしたドラゴン、「トール」という女の子がメイドとしてやって来る。小林はトールに人間世界の常識だったり生活の仕方を教えながら日々の生活を送る。

 その中でトールに釣られて様々なドラゴンが人間世界にやってきて人間とドラゴンという異種族の生活を描いたアニメとなっています。

好きなところ

 特にこのアニメの良かったところはキャラ同士の組み合わせと立ち位置にあるのかなと感じました。

 ひょんなことから人間の小林とドラゴンのトールが生活することになりますが、ドラゴンと人間の生活や価値観は当然違っています。

 特にトールは人間を見下し、よく「下等な生物」と評価しています。さらにトールのいた世界では人間とドラゴンは敵対関係にあるといった状態なので、トールとしては人間というものを知ったり、価値観を合わせるといったことは非常に理解し難いものです。

 (トールの住んでいた世界と小林が生活している世界は別で、トールが小林のいる人間界に来たという設定になっています)

 そこからトールのいた世界のドラゴンの知り合い「カンナ」という女の子とも一緒に住むようになったり、Sでは「イルル」という女の子も増えます。

 ちなみにこの「小林」という主人公が女キャラというところが個人的にいいなと思っています。しかも本人も自覚しているがいいルックスではないというところもポイント高いです。

 これで男主人公だとハーレムものになるし、ビジュアルがいい女キャラでもそれはそれで違うような気もします。しかもちゃんと社会人をしていて大人な風格もあってそんなにダメキャラというわけでもありません。

 一緒に生活をしていないキャラたちも多くいて、カンナは途中から小学校に通いだして「才川」という女の子のクラスメイトと仲良くなったり、小林の同僚「滝谷」という男性キャラと「ファフニール」という男性ドラゴンが一緒に生活したりします。

 トールが人間界に来て釣られてやってきたドラゴンたちはみんなが小林の家に住み入るのではなく、自分たちが気に入った場所を見つけてそこでそれぞれの生活が始まります。

 異種族同士の価値観や考え方、文化などに触れることで互いを理解していくストーリーがかなり面白いと感じました。

 あと、個人的に異種族共存みたいな設定がかなり好きなジャンルだし、その中で面白い場面や重い場面などがあって和気あいあいとした日常だけではないのもあって、見ていてたくさん揺らがされました。

キャラのいいところ

 ・トール

 小林のこと大好きドラゴンというキャラで日常でイチャイチャしたり褒めてほしいと甘えているところが基本的にありますが、ドラゴンということもあって戦闘能力も極めて高いです。

 盗人を地面にたたきつけたり、ドラゴン同士の戦闘(遊び)でもかなり迫力のあるシーンがあります。

 そもそもなんで人間界に来たのかという話や自分の中での葛藤などストーリーの中でトールがどんなキャラなのかを知っていくとその良さが段々出てきます。

 ドラゴンということもあって目が縦線が入って爬虫類のような眼をしていますが、小林が傷ついたりするとキリっとなるところが個人的に好きです。

 あと自分の中の価値観だったり考え方が変わっていったりするところの変化もかなり面白かったです。可愛い。

 ・カンナ

 カンナは「小林さんちのメイドラゴン」を知らない人でも知っているくらいには人気のあるキャラで、見た目はかなりかわいいです。これ系のキャラ好きには刺さると思います。

 その中で時々その辺の虫を食べたりするドラゴンらしさもあってギャップがあるところも個人的に好きです。

 主に才川と一緒に行動していますが、僕は才川結構好きです。下品というか変態チックな感じですが、あれで小学3年生というのがなんか刺さりました。

 カンナの見た目に関してですが、僕はドラゴンの姿の中で一番好きな見た目です。白いドラゴン美しい。かっこいい。スタイル良い。

 人間状態ではロリキャラでよく見ると太ももが太いというのも珍しいキャラデザだと思いました。最高です。

 ・ルコア

 アニメキャラで目を閉じている(細い)キャラは裏がありそうな雰囲気のあるキャラが多いですが、ルコアさんもまさにそんな感じのキャラです。

 ルコアさんはケツァルコアトルという名前からそう呼ばれています。ケツァルコアトルをルコアと略すネーミングセンスがかなりいいですね。

 ルコアさんは翔太くんという小学生の男の子のキャラの家に住むことになります。見た人にはわかると思いますが、そうオネショタです。

 翔太くんも可愛らしいキャラで、いつもルコアさんにからかわれて頬を赤らめる姿を見せます。このアニメは女の子キャラが多いので後に紹介するキャラたちに混ざることが多いです。

 ルコアさんは第三勢力みたいな立ち位置をしていて自由奔放に生活していますが、やはり人間と生活している中で変わっていく場面があったりするので不思議キャラではありますがそこも魅力的です。

 ・滝谷&ファフニール

 このペアはこのアニメでも珍しい男コンビです。

 滝谷は小林の仕事の同僚という立ち位置であり趣味を語り合う仲でもあります。ファフニールはトールの監視役のような立ち位置で人間を見下して発言に棘があるような嫌な感じのキャラです。

 しかし、ストーリーの中でファフニールはゲームにハマり、滝谷と一緒に生活することになります。滝谷もまたコミケや同人誌即売会などに参加するほどのオタクで自分で自作ゲームも出したりしています。

 最初はいけ好かないようなキャラでしたが、だんだんネトゲ廃人に染まっていってなんだかんだ人間界を一番楽しんでいるのではないかと思えるくらいオタク文化に染まっていきます。

 恐らくここの組み合わせが一番女子の視聴者から人気があるのではないでしょうか。(実際は知りません)

 ・エルマ

 最後は僕がこのアニメで一番推していたキャラのエルマです。

 このキャラもトールについてきたドラゴンの一人で女の子キャラです。

 人間界に来てからは小林や滝谷と同じ会社で働く後輩になります。珍しく人間と一緒に生活しないで一人暮らしをしています。

 エルマはトールと敵対している仲でもありますが、一番トールとアニメ内で戦っていたキャラではないかと思います。たまにある戦闘シーンもあって日常から非日常に移り変わるところもこのアニメのいいところです。

 エルマは主に食べることしか考えていないようなキャラでいじられポンコツキャラみたいな立ち位置ですが、僕はかなり好きです。見た目も含めて。

(いっぱい食べて眼鏡かけてて見た目良くて委員長みたいなキャラっていいですよね)

全体の感想

 最後に全体の感想です。

 天下の京都アニメーションさんということもあって、日常のなかにある戦闘シーンの作画が素晴らしかったです。

 一人一人にちゃんとストーリーがあってどのキャラにもスポットライトが当たるお話でもあるので、好きなキャラは一人は見つかるのかなと思います。

 冒頭の方でも書いたと思いますが、僕は異種族共存みたいな設定がすきだったりもするのでこのアニメはかなり楽しめました。

 今書いていて1期の終わりのような気分になっていてかなりレスっているので3期もしくは映画の発表などあったら楽しみです。

 「小林さんちのメイドラゴン」を見た方にはある程度は共感できる部分があったら嬉しいです。推しキャラやお気に入りシーンなど教えてもらいたいくらいです。

 まだ見てない方はぜひ見てみてください。多分あまりアニメ見ない方やこういったジャンルが苦手だと思う人にも見てよかったと思えると思います。

 edのちょろゴンずの歌も良かったです。

 「イシュカン・コミュニケーション」、最初一週間とかけているの気づきませんでした。

 

 ということで今回は「小林さんちのメイドラゴン」の感想でした。

 またアニメの話しましょう!
 それではまた!

 「マジやばくね?」

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